私たちは、世界の人たちがこわがったり飢えたりせずに ただおだやかな生き方をしたいと願うのは 当たり前だということを いま一度自分に言い聞かせ どんなことがあってもそのじゃまをしてはならないと たしかに決めた
自分たちのためになることばかり言い立てて ほかの国をないかしろにしてはならない これはいつどんなときでも 守らなければならない決まりことである この決まりごとを私たちもきびしく守って 日本国のことは、国民である私たちが決め ほかの国国の主人になろうとしたり 家来になろうとしたりせずに どこの人たちとも同じ態度でつきあうことを誓う とんな国でもそうしなければならないと信じるからだ
日本国民は これから築きあげようとする 私たちの国のほまれのために ありたけの力を振りしぼって これまでに書いたことを やりとげる決心である
もう二度と戦はしない(第九条) 私たちは、人間らしい生き方を尊ぶという まことの世界をまごころから願っている 人間らしく生きるための決まりを大切にする おだやかな世界をまっすぐに願っている だから私たちはどんなもめごとか起こっても これまでのように、軍隊や武器の力で かたづけてしまうやり方は選ばない 殺したり殺されたりするのは人間らしい生き方とは考えられないからだ どんな国も自分を守るために軍隊を持つことがきる けれども私たちは人間としての勇気をふるいおこして この国がつづくかぎり その立場を捨てることにした どんなもめごとも筋道をたどってよく考えて ことばの力をつくせば かならずしずまると信じるからである よく考えぬかれたことばこそ 私たちのほんとうの力なのだ
餃子を作っている間に、小さな家人が宿題の音読を始めました。
彼女が選んだのは社会で習ったばかりの日本国憲法。
この本は長野の安曇野にある、いわさきちひろ美術館で亡き父(彼女の祖父)が彼女に贈った本です。
もうね、泣いちゃう。
わたしは、子を戦争に巻き込むために生み育ててきたわけではない。
当たり前だった穏やかな世界で、じぶんの生を全うしてもらいたくて、力の限り大切に大切に育てているのです。
先の大戦で得た日本人としての矜持、そして誉れはどこへいったのでしょうか。
かなしくて不安で押し潰されそうです。
今止めなければ止まらないのだと思います。
ぜひALTも読んでいただけると幸いです。