『バトルシップ・アイランド』鑑賞。雑賀雄二の写真集『軍艦島-眠りの中の覚醒』にも少しだけ朝鮮人労働者の話は出てきたので知っていたが実際多くの朝鮮人達が働かされていたのだろうなと改めて思う。流石にあそこまでで劣悪な環境下での労働ではなかったとは思うが、現場でも差別されたりしていたのだろうとも思う。エンタメ作品なので史実ではない話が沢山な印象だけど、原爆が長崎に落ちた事を喜ぶわけでもなく、朝鮮人にも悪い奴はいて反日で括る映画ではないと思った。戦争映画にナチが悪役で出てくるのと同じように。ユネスコの勧告に従って強制労働の事実は記載してほしいなぁ
そういえばヴィンツェッチオのソン・ジュンギが出てた。
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『裏庭』読了。今は住む人のない家の裏庭から繋がるファンタジーの世界。照美がtell me と呼応し、テルミイと名付けられる事で異世界に迷い込むという設定がまず何より良かった。日本にあった裏庭なのにカタカナの名前が多い西洋風ファンタジーの世界である事もそこは昔英国人が住んでいたと上手い前段が置かれててたりとしっかりと世界が構築された上質なファンタジー小説だった。
あとそうそうこの物語に出てくる本たちはみんな美しいんだろうなって読みながら思った。本は読まれてこそって思うけどやはり装丁が綺麗なのもすごく嬉しいよね。岩波書店の『はてしない物語』とか。三輪舎の『バウルを探して〈完全版〉』なんかは手にとってみたらその装丁の素晴らしさに声出ちゃうとかね。
『その本はまだルリユールされていない』読了。昔『ルリユールおじさん』という素敵な絵本を読んでいたのでなんとなくルリユールのイメージは湧いていたのでスッと入ることができた。作中の杉並の釣り堀というと『ひらやすみ』にも出てきた和田堀の釣り堀が思い浮かぶけど隣が家となると昔あった鎌倉街道沿いの下高井戸と永福の間辺りの釣り堀かなあなどと思ったりした。
父がそうだったからと司法書士を目指し挫折し地元の小学校の司書となった主人公が出会ったルリユール工房の祖母と孫娘との交流。あまり馴染みのない障害などにも盛り込んでおきながらも王道のエンタメ小説になってた。過度に恋愛に振れないのも良かった。
ただ配信者はそれでお金を得られるのでそれでいいのかもしれない。でもなぁ質問とかも結局匿名の誰かからのメッセージだし、お金にも飲み込まれてる感じでそれで幸せなんかね。とか思ったりもする。
なのでそこに不幸な生い立ちとか無関係ではないだろうけどそこに理由を求めるのはまた違うのではないかなどとも思う。
『ルイ・セロー:“マノスフィア”の深層にあるもの』鑑賞。自分は大学の時に本当に人格的にも素晴らしく賢い女性に沢山出会ったので、男性の方が優れてる的な言説には全く同意できないのだけど、追い込まれた男性がその姿に夢を見るというのはあるのかもしれないと思った。同時にだからこそ男性にしかモテないがこれが強化されるとどこかの国の総理のように男性社会でのしあがる為に女である事を過剰にちらつかせる人とかも出てきたりするのだろうとも思った。
動画配信者は自分がすごいと思いたいが故かわからないけど匿名の他者に操られてるように見えた。ルイ◦セローが取材中に飲み込まれたと言っていたけど彼もまた飲み込まれてた。
『沈黙の艦隊 シーズン2 北極海大海戦』鑑賞。往年の怪獣映画みたいなタイトルだけど潜水艦と政治の話。昔漫画読んだ時には全く思わなかったけど、今こんなに信念を持って日本の将来を考えてる日本の政治家、世界の情勢を考えてる、アメリカの政治家いなくない?政治家もマスコミも実在の人達より賢くて信念持っててなんともはや現実をここまで皮肉るかという見方をしてしまった。
慰問に来た宝塚歌劇団に軍刀抜いて接待を迫る酔った将校。
空襲で学校が焼かれた時、学校に溜めていた水で消火したのは隣の将校の家だったり、キリスト教のシスター達は軟禁されたりとか淡々と語られる事がどんどんひどくなっていくのでこの様な中でどこまでの人たちが本当に日本が勝つと信じていたのだろうかと思ったりもした。
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わたしは、わたしたちの戦争に敗けた私たちの国が、わたしたちの政治家の男たちが、まずはじめにやったのが、わたしたちのうちの女を、少女を、連合国の兵隊にさしだすこのだったとは、まだ知らない。
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戦争が終わってもその仕打ち…いかに女性が虐げられてきたのかと改めて戦慄を覚えた。
『女の子たち風船爆弾をつくる』読了。太平洋戦争中に偏西風に乗せてアメリカ本土を攻撃しようと和紙とこんにゃく糊で作られた風船に爆弾を乗せた兵器の製造に従事した女子学生達の群像劇のような小説。それぞれの言葉に出典もあり、彼女達が知らされなかった事、知らされてた事が描かれる。
日中戦争中から物資の不足が伺える配給制。石油閉められて困ってアメリカに攻撃仕掛けたという面もあったなと気づく事もあった。市民が体験したファシズム下の国家の統制の酷さが感じられた。知らされた事は勇ましい戦勝と戦死した兵士の名前。その傍で犯され、殺された女性達の名前も彼女達が作らされているものが兵器だという事も知らされなかった。
ネトフリにある韓国のドキュメンタリーシリーズ『私は生き延びた』に三豊百貨店崩壊事故の特集があったので鑑賞。この百貨店の崩壊のニュースは小学生か中学の頃だったと思うけど余りにも信じられなくてよく覚えている。『優しい暴力の時代』文庫版にもこの出来事を扱った短編が収録された。この当時よりも我々は進んだ救助体制などを作る事はできるかもしれないが、金に目が眩み人命を軽んじる人達はずっと絶えない事に軽い絶望を覚える。忘れ去られないために記録として残し、思い出したくもない過去についての取材に応じ、語る関係者達に頭が下がる思いがする。
人の身体が豆腐を叩いたときのようにグシャグシャに弾け飛ぶとか怖すぎる。
『甲子園 フィールド・オブ・ドリームス』鑑賞。『小学校 それは小さな社会』を撮った山崎エマさんのドキュメンタリー。
甲子園を目指す高校球児と監督に密着した作品ははたから見ていると「どこまでが楽しい」のゾーンなんだろうとか思う。学校教育の面もあるのが大変だし、それがどこか歪みを生んでいるのではないかなどととも思う。野球部なのに野球がなかなかできなくてようやくできた時に「バカ楽しい」というレギュラー当落線上にいる選手の言葉。その後プレイで怒られまた、レギュラーにしがみつく為の努力が届かない感じの切なさ。
試合に負けた悔しさを糧に人生の勝利者になれってそんなにいつも勝負しないなの?と思ったりもした
世代的なこだわりでB面いれといた
ついでに文字修正
X見てたらタイムラインで、日本語のポストが高市首相の「世界中に平和と繁栄もたらせるのはドナルドだけ」発言に悲鳴を上げ、英語のポストがトランプ大統領の「パール・ハーバー・ジョーク」に悲鳴を上げている😬 吐きそう🤢
イラストレーターの小泉さよさんにお手紙書きました。
やり取りするたびに新しい戦争が起きてる気がしてます。
今回はオランダの話も結構書きました。
「ウエハースと花豆」
先の見えない時代でも未来は明るく輝いてるものであって欲しい
よかったらお読みください
shokan.tane.llc/2026/03/17/m...
イラストレーターの小泉さよさんがイラストを担当したオランダの本「TSUNDOKU」ご献本賜りました。4月発売だそう。作者も日本の方なのかしらん。
これを機にオランダ語の勉強するか…。
そういえば昔「積読入門」という掌編を書いだなぁなんて事を思い出しました。
【全巻50%ポイント還元】
『メイプル戦記』 川原泉 Kindle版
amzn.to/4rrOMUE
2巻合計:1,200円(600pt還元)
★ 1冊あたり600円(実質300円)
【日本初の女子プロ野球チームが誕生!川原泉ワールド全開の爽快野球コメディ】
突如設立された女子プロ野球チーム「スイート・メイプルス」。迷監督・広岡真理子のもと、一癖も二癖もある女性たちが集結し、男子プロ野球界に殴り込みをかけます。独自の哲学とユーモア、そして心地よい疾走感で描かれる、勝負を超えた先にある「川原節」が堪能できる傑作スポーツ漫画です。
『歌われなかった海賊へ』読了。『同志少女よ、敵を撃て』に続き今回も敵はナチ。今回はドイツ国内で自然発生的に生まれた(と思う)エーデルヴァイス海賊団に焦点を当てていた。なんか体制に気に食わず上手く馴染めないから反抗するという事はよくあると思うが彼ら彼女らの相手はナチスで更に戦時下だったという悲劇。
ナチスがいかに様々な人たちを迫害をしていたか、そして庶民はそれを知らないフリをしていたかが上手く描かれていてかつ小説としてしっかりまとまっていた。
読み始めた時は現代から始まる意味を図りかねたが最後まで読んで確かにこの構成は必要だったと思った。
どんな曲なのか聞いてみたいと思った。
そして気晴らしに観たのだけどこの日の朝に目にしたイスラエルがアメリカとイラク攻撃に端を発した中東が戦場と化した事のショックにどうにも沈んだ気持ちになってしまう。
どこまで西洋のダブスタで押し通すのか…そしてその結果ミサイルはオランダや日本にも届く事にもなるだろうと…。僕でさえそうなのだから国際司法の現場で働く方々の失望はいかばかりか。
『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』鑑賞。歌が上手いすごく上手い。内容はアナ雪と韓国ドラマを足して二で割った感じでいいエンタメだった。日本のアニメ云々言われてるけど海外のアニメも十分にクオリティは高いし下手したら世界に幅広く受け入れられそうと思ったが、その歌を求めてる人に「あなたは一人じゃない」と言われてそうだと思える環境にいるならいいけどいない人はどうなんだろうかなどと思ったりもした。
『しゃべれどもしゃべれども』読了。噺家のべらんめえな感じがよく出ていたように思う。気が利かなくてぶっきらぼうで短気、だけど情に厚い主人公。上手く喋れない他人への苛立ちと理解。全てがそんな簡単には解決しないよね。でも前に進めるよという姿勢の物語で大変良かった。みんないい人というわけでもないのもまた良い
超かぐや姫、なんでこの設定で女子高生なんだろな…社会人か大学生にしか思えない
ゲーム感覚で「ヒッタイト語」を学べるサイト「イル・バーニ」がオープン。最も古い文字のひとつとされる楔形文字の読み方や使い方を、基礎から気軽に勉強できちゃう
https://news.denfaminicogamer.jp/news/260222i
『ないもの、あります』読了。クラフト・エヴィング商會らしい文章だけでなくイラストや構成にもこだわりを感じる一冊。堪忍袋や金字塔、大風呂敷やどさくさなど実際には存在しない(よね?)を扱っているお店の宣伝文句を並べた一冊で楽しい。んが巻末の赤瀬川原平の「とりあえずビールでいいのか」の文が個人的に白眉で楽しかった。ここに出てくる瓶ビールのデザインも良い。
「とりあえず」という名前のビールはきっと何度もビール会社の企画会議には上がってそう。
あとそうだ時々間奏曲として流れたBGMの旋律がアンジェラ・アキの「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」みたいだったけどたまたま似てただけ?17歳の主人公の今と未来が描かれることを示唆してるのかなあとか思ってたけど完全なる勘違いなだけかもだけれども。
『超かぐや姫』鑑賞。序盤の方で明らかにそれを示していたので最後は予測ついたけど勢いあって面白かった。
しかし主人公の母は話せば分かり合える位なら別居するまで拗れたのか?というかゲームしてバイト学費生活費稼いで楽器もできて、成績優秀という設定はさすがに無茶すぎたのでは?とも思ったりもした。そしてそれが母からもプレッシャーなのだとしたらそれはしんどいよ…。
それだけに電話して母との関係に好転の兆しがってのは話の本筋ではないとはいえ軽いように感じた
『きみはメタルギアソリッドⅤ:ファントムペインをプレイする』どうにか読了。マジックリアリズムは個人的に苦手な分野だけどメタルギアソリッドとどう関わるか気になって手に取ってみたがやはり苦戦。苦戦した理由の一つにはその不可思議な展開もだけどユーモアな文体の後ろにある悲惨な状況に言葉を失ってしまったから
ゲームのメタルギアソリッドに出てくるアフガニスタン。そこに出てくるエリアで敵を倒せばしんだはずの自分の叔父を救えたかもとゲームに入れ込む主人公。生きたままバラバラにされた子供のパーツが送り届けられる夫婦。好きなった人の夫の釈放を求めてハンガーストライキをする青年。
平和が遠くに行きつつある今の物語
I love my country but I’m ashamed of our government
As a Japanese who lives in the US, now I desperately need this too but in plural: I love my countries but I’m ashamed of our governments.
今こそビリーアイリッシュとオソロの服着たくて探したんだけどパチモンしか出てこない。正規品が欲しい。
x.com/__amoxicilli...
MAGA Adult Male assaults Texas High School students protesting ICE
思いつくままに書いたけど今回いつもに増して子供の感想文みたいになってしまったな…