去年の文学フリマ東京40で頒布した歌集の収録歌です
すべての歌は文フリ以前にBlueskyに投稿していたものですので、どこかで見てくださっていた方もいらっしゃると思います
よかったら読んでいただけるとうれしいです
#短歌
Posts by ⁽⁽₍₍🥑⁾⁾₎₎
あなたこそ何も知らない 真後ろでたぬきが相撲を取ってることも
#過去作
きみの言う「ごめん」は「ごめん」というよりも「ハンコをくれ」にむしろ似ている
たぬきだとバレないように昼食のたぬきうどんは微笑んで食う
げんこつは愛か。滲んだ血は愛か。「殴ったほうもつらい」は愛か。
二人きり黙ると砂丘にいるみたい きみの耳鳴りってどんな音なの
流氷の夢から覚めて見る空にいま燃え尽きてゆく宇宙船
春という季節はchokingだと言った君の国にも桜があるの?
早朝のセブンの前で羽のある人が静かにおでん食べてた
#過去作
豆歌集
前回はこんな小さい本も出した
わたしは基本的に恋愛・性愛についての歌をあまり作らないので(こないだ作ってみてやっぱ違うなあと思った)次の本でも自分の好きなテーマである死についてこねくり回したい
そしてその本に『Let Me Love You』という甘くてラブリーなタイトルをつけたい!!!!!(大の字)
2回目に文フリに出たとき、わたしは『Songs for a Funeral』というタイトルの本を持って行ったんだけど、わたしのスペースの前を通り過ぎた2人組が机の上を見て「タイトルが英語の本って怖いよね〜」と笑っていた
そうか、怖いのか…と思って、その次の文フリは『I WAS MADE FOR LOVING YOU』というタイトルの本を持っていった(笑うところです)
次回の本のタイトルは『Let Me Love You』にしようと思っている
作りたい! 短歌! 抜け出したい! スランプ!
人を好きになるのって怪異に魅入られるようなものだよね、ということを描いていた『寝ても覚めても』という映画がわたしはとても好きです
夫に出会う前の人生で、その人の前に立つと足が震えるくらい好きになった人が男女一人ずついて、どっちもくそしょうもない人間だったんですよ
わたし自身しょうもない人間だし人間のしょうもなさに関しては権威みたいなものだから自信を持って言えるんだけど、本当にほんとうにくそしょうもない連中だった
でも好きになってしまったのはなんでなんだろうなと思うわけ
怖いよな
怪異に魅入られたとしか言いようがない
夢のなかでいろんな人に会うけど、ほとんど知らない人
昨日も今日も夫と2時間ぐらい電話した
夫と電話しているときのわたしは元気いっぱいだから「いやいや、電話を切ったらわたしは死にかけのなめくじみたいになるのよ。1日の大半を寝て過ごしているし、ご飯もあまり食べられないし…」と説明しても分かってもらえない
食欲がなく、アイス以外の何を食べてもまずく感じる
アイスはおいしい
5本のブレスレット
数年前ふと思い立って子ども用のビーズセットを使って作ったブレスレット
子どもの頃こういう遊びしたことなかった
ゲーム・オブ・スローンズのシーズン4でティリオンがI am guilty of being a dwarfと言った時のことを思い出している
わたしはいまそんなに熱心に推している存在がいないから忘れていたけど、推すって確かにこういうことだった気がする
周りの人に推薦するんだよな…そうそう…
1日15〜18時間寝ていると、起きている時間こそ夢なんじゃないかと思えてくる
マンションの一室で瓶にスプーンを突っ込んで取れなくなって弟にラインしたら「ワロ」と言われる夢、そのあとなんかよくわからないVチューバーの切り抜き動画を大量に送られて「全部見てくれ」と言われる夢…
5つのブローチ さやの中の豆、花、果実のついた木、花、羽
つけ方はわからないけど見てるだけで楽しい
かごに盛られた花を模したヴィンテージのブローチ
スイートピーを模したヴィンテージのブローチ
最近買ったもの
ヴィンテージのブローチ好きでたまに買うんだけどあんまりつけない
ブローチのつけ方わからない…
調子が悪く、1日15〜18時間ぐらい眠っていて、ご飯をあまり食べられていなくて、スプーンの生えた瓶と向き合う元気がない
小さい瓶にスプーンを突っ込んだら瓶の幅とスプーンの幅がほぼ同じだったみたいで引き抜こうとしても全然抜けない
瓶を温めてスプーンを冷やすとかすべりをよくするために洗剤を垂らすとかいろいろやってみたけどだめで、あとはもう割るしかないのかなという感じなんだけど、そんなことはしたくない
飾っておくか…
朝になっちゃった
朝…いま朝か? 未明か? 明け方か?
あとで振り返った時に夫が留学していたこの1年間のことをわたしはどう思うのかなと考えていた
夫と過ごせなかったんだから自分の人生にとってはただの損失でしかないって考えてしまうのかもしれないけど、それはもったいないよな
なんかポジティブに捉えられたらいいんだけど
本当にわたしの夫はかわいいやつなんだよ
別に気の利いたことなんか何一つしてくれなくていいけど、気持ちが嬉しかったよ
むかし誕生日に夫とディナーに行ったら食後に「𝐻𝐴𝑃𝑃𝑌 𝐵𝐼𝑅𝑇𝐻𝐷𝐴𝑌 𝐴𝑉𝑂𝐶𝐴𝐷𝑂 𝐶𝐻𝐴𝑁」とチョコペンで書かれたケーキがサプライズで出てきて、おお、こういうこと興味なさそうな夫にもこんな気の利いたことができるのか…と思っていたら、夫があとで「ぼくにもこんな気の利いたことができるんだ…🥺」って自分に感動していて、なんてかわいいやつなんだろうと思った
ちなみに夫はそこで力尽きたらしく、翌年からそのようなサプライズはなかった(かわいい)
10代の頃、よく弟と夜更かしをして古いディズニー映画とか『雨に唄えば』とか『イエロー・サブマリン』とか繰り返し観ていて、その思い出はわたしにとって避難所になっている
22時半にねたら0時半に目が覚めてそこから眠れなくなった
座ってスリーピー・ジョン・エステス聴いてる
「ファン」の語源はfanaticなんだなと思いました
でもわたしは「ツェッペリンってすごいよね、天国への階段って超いいよね」と言われても「バカの一つ覚え」なんて絶対に言ったりしないぞ! そんなこと思わないし!
むかしスティ〇ヴ・ウィン〇ッド好きな人に「ジョージア・オン・マイ・マインド聴いてすごいなと思いました」と言ったらあとで「どいつもこいつもバカの一つ覚えみたいにジョージア・オン・マイ・マインドの話ばかりしやがって」と言われて、あっしまった、この人はスティ〇ヴ・ウィン〇ッド好きな人じゃなかった、スティ〇ヴ・ウィン〇ッドのことをメチャクチャに好きな人だった、と気づいて静かに逃げたことがある
包丁は研がれてお湯は煮えていてあとはあなたを連れてくるだけ 「材料は言えないよ、でも食べて」しか言わないきみの手が震えてる よく見ると壁にうぶ毛が生えている家にひとりで暮らしているの? リスカ痕だらけの腕を振り上げてあなたが叫ぶフリー・パレスタイン 眠ったら海になるのね 透けてゆくあなたの胸に魚影を見たわ
もういないひとがわたしの耳元で「好きよ」と言って命日が来る 立ったままパパとじいじは寝室の壁に埋まっている 眠る子よ! ママなんで笑っているのキッチンでお鍋に煮えているものは何 ねえ君と同じ重さの米袋抱いても君の重さじゃないね 鳥たちの視線鋭くまだ熱い遺灰を指ですくって舐める
2025年自選10首
#短歌