この知的ネットワークのかなり中核にいた知識人のひとりが、心理学者スティーブン・ピンカー。
ピンカーの著書「21世紀の啓蒙」「暴力の人類史」の主張は「世界は良くなってきている」というもの。ロスリングの「ファクトフルネス」と同様に、「我々の高度資本主義社会の方向性は間違っていない」というメッセージを伝える本です。
こうした「穏健」に見える本は、フェミニズムが主張するジェンダー差別、ポストコロニアリズムが暴く南北問題のように進歩的な考え方を薄め打ち消す方向に作用します。
私たちは、周縁化され、不可視化される異議申し立てにこそ注意を払わないといけない。そういう思いを新たにしています。
1 month ago
147
60
1
2