本日発売です。よろしくお願いします。
Posts by 松柏社
私、うっすらやってきているつもりではありますが、現在だれも批判せず、立場の違いを超えて前提的な称賛の対象になっているヴァージニア・ウルフの批判こそ必要ではないかと思っています。レイモンド・ウィリアムズの言う「ブルームズベリー分派」のクリティークという意味で。
新刊の案内だけしていたいのに、政府がアホすぎてその暇がない
カルチャーラジオ第1回では、まず〈ケアの倫理〉とは何かについてお話しして、そのあと紫式部の『源氏物語』や水凪トリさんの『しあわせは食べて寝て待て』における横臥者とケアについて語りました。次回、第2回のカルチャーラジオは3月14日(土)放送予定で、「女性のケアを担う女性たち」がテーマです。野上弥生子の『真知子』、カフカ『変身』、中島京子さんの『長いお別れ』などについてお話しします。そちらもよろしくお願いします!
第1回のお聴き逃し配信はこちら。3月14日(土)19:00まで-NHKカルチャーラジオ 文学の世界
▶️https://www.nhk.jp/p/rs/DK83KZ8848/plus/
今週木曜日(5日)は現代フェミニズム研究会主催(共催)の国際シンポジウムです。詳細はこちら。私も討論者として登壇します。
・「分断の時代にフェミニズムは何をなしえるのか?」
・『世界のなかのフランスのフェミニズム』著者のロシュフォールさんの講演がメインです。
(言語は日本語。ロシュフォールさんの講演と討議には通訳がつきます)
2025510researchsocietyforfeminism.my.canva.site/20260305
『学校の「男性性」を問う』を、学校に限らず、教壇に立つすべての人が読むことを推奨します。
本書を読むことは、時に、自らを消してしまいたくなるほどに痛みを伴う営みとなるかもしれません。
少なくとも私にとっては、そうでした。
けれどもその痛みは、これからも教壇に立ち続ける自分には、絶対に必要な経験であったのだと思います。
#ヨージのオススメ本
www.junposha.com/smp/book/b66...
朝日新聞さんデジタル版にて『帰りに牛乳買ってきて』と、この20年の暮らしについて取材していただきました。
編集者さんがプレゼント記事にしてくれたのでぜひ🥛明日3/2(月)15時まで読めます!👇
女2人で生きていく 「帰りに牛乳買ってきて」が描く「普通」の日常
digital.asahi.com/sp/articles/...
ずっと気にかかっている(ここでリトラーが引用するウィリアムズの言う)「階級秩序の毒を口当たりのよいものにしてしまう」政治のふるまい。あまりにもそのまま今の日本の話でもあり...翻訳も読みやすいので、読んでしまう。お薦めです。
ジョー・リトラー『反メリトクラシー:新自由主義と平等の神話』河野真太郎訳(人文書院)をご恵送賜りました🙇♀️ この悪政の下に生きる私たちに「メリトクラシーの何がまずいのか」を警告する超重要書だと思う。「現代的な観念に思えるかもしれない」メリトクラシーだが、「レイモンド・ウィリアムズが1958年のある書評で論じたように、梯子というものは、まちがいなく登る機会を与えるものではあるものの、『それは個々人によって別々にしか使われない道具である──梯子は一人しか登れない』のであるから、それはブルジョワ的な社会の理念の完璧なシンボルなのである。」
来週発売のジョー・リトラー『反メリトクラシー』の訳者解題の冒頭が公開されております。現代のメリトクラシーが、トランプによるDEIの廃止や巨万の富を得る金権主義者の存在と深い関係にあることから書き起こしております。
『反メリトクラシー』訳者解題公開|人文書院 note.com/jimbunshoin/...
本書で著者が具体的に何をクライシスと捉えているのかを知ることで、これまで私たちが直面してきた危機、そして今まさに直面している危機が可視化される一冊です。
shohakusha.com/book_detail/...
また著者のハーン小路恭子さんは『マッカラーズ短篇集』(筑摩書房)も編訳されていますので、短篇集を読んだ後でも読む前でも、『アメリカン・クライシス』をご一読されることをオススメします。
www.chikumashobo.co.jp
2月19日はカーソン・マッカラーズ(1917-67)の誕生日。ハーン小路恭子著『アメリカン・クライシス:危機の時代の物語のかたち』を読むと、マッカラーズが描くアメリカ南部の厳格なジェンダー規範から逸脱する「反逆する娘(レベル・ガール)」たちの身体的・感情的経験が、アメリカ(そして日本も)が抱える異性愛規範、醸成されてきた日常的な仕組みそのものが生む構造的な差別、ジェンダー規範による分断というクライシス(危機)を乗り越えようとするメタファーとして機能していることに、はっとさせられます。
現代フェミニズム研究会主催のシンポジウムが開催されます。
私も討論者として登壇します。
「分断の時代にフェミニズムは何をなしえるのか?——フロランス・ロシュフォール著 『世界のなかのフランスのフェミニズム」を手掛かりに』——」
・2026年3月5日(木)17:30〜19:30
・東京大学 本郷キャンパス 教育学部棟 A200
・【基調講演】フロランス・ロシュフォール(フランス国立科学センター所属歴史家)
討論:高井ゆと里/越智博美/田中東子
司会:隠岐さや香/通訳:伊達聖伸
2025510researchsocietyforfeminism.my.canva.site/20260305
トークライブの告知ビジュアル。 黄色い背景の上部に「はらだ有彩 × ひらりさ トークライブ」の文字と2人のプロフィール写真が並んでいる。 中央には大きく「この世界に絶望せず、自分の速度で抵抗するには」と書かれ、その下に英語で“How can we resist at our own pace without despairing of this world?”と添えられている。 開催情報は 2026年3月15日(日)14:00 START 前売:2500円 配信:2500円 下部に書籍『帰りに牛乳買ってきて』『まだまだ大人になれません』の表紙と、「新刊販売&サイン会・交流タイムもあります!」の案内。
ひらりささんとトークします❣️
〈この世界に絶望せず、自分の速度で抵抗するには〉
3/15(日)14:00〜
大阪・梅田ラテラルさんにて&配信有
lateral-osaka.com/schedule/202...
🍋生きてるだけでフェミニズム、と言いたい
🍋背負いすぎること・ぶら下がりすぎることの弊害
🍋選挙以外でこの社会にNOと言う方法
🍋「白線の内側」をこっそり越える
︎🍋複雑なことを複雑なまま受け止める/伝えるには
暮らしの中で抵抗をゆっくり言葉にしたり、選挙以外でもNOを表明したり、励ましあってそれぞれの生活に戻れるような会にしたいです🍋
ジョー・リトラー『反メリトクラシー──新自由主義と平等の神話』(人文書院)の書影が公開されました。「平らな競技場」の幻想を基礎とする新自由主義的メリトクラシーを、カルチュラル・スタディーズによって分析し、それを超える道を指し示します。2月28日に出版です。
www.jimbunshoin.co.jp/book/b101542...
『アメリカン・クライシス:危機の時代の物語のかたち』でハーン小路恭子さんは映画『キャンディマン』を主に人種、歴史、女性の観点から論じていますが、『キャンディマン』2021年版の脚本・製作担当こそ『どこかで叫びが ニュー・ブラック・ホラー作品集』の編者であるジョーダン・ピールさん。『キャンディマン』1992年版では、物語は白人女性ヘレンの視点から語られ、黒人男性キャンディマンは「恐怖の他者」として描かれます。ハーン小路さんは、ピール脚本・製作の2021年版が、1992年版が描いた「白人女性 vs 黒人男性」という単線的な構図を乗り越え、人種・性・階級の交差する暴力の構造を
アーカイブを拝聴。キャンパスノヴェル(および戯曲)には確かに、ハラスメントで不当な懲罰を受ける物語の系譜というものはあって、私はそれを『世界』の2023年9月号で「懲罰幻想」と名づけて論じてみたのですが、言われてみれば、そういった物語の主人公たちは組合に訴えるとか、弁護士に頼るとか、現実的な動きはしないんですよね。
広くは公益資本主義をどう考えるかという論題なんだと思いますが。
と、いうのは、市場の競争にさらされれば公共性が高まる、という話ではなく、おそらく新自由主義にとって許容可能な種類の公共性だけが排他的に高まるということかもしれず、その点を気をつけていかなければならないということだと思います。
最近、公立図書館の状況に触れ、それについて少し調べていて、新自由主義と公共性の関係はかなり複雑だなと悟る。新自由主義は一義的に公共性を奪うとは言えず、半私営化された図書館が、地域活性化のための活動(講演会、セミナー、ワークショップなど)をさかんに行う──業績のために行わなければならない──ということが起きているので。フレデリック・ワイズマンの『ニューヨーク公共図書館』でもその様子は見てとれる。
私の行っていたスウォンジー大学も、当局が現在かなりの人員削減を迫ってきているそうで……。留学生の減少実際にどれくらいの影響を持っているのかは分かりませんが、そうだとすればブレグレットですよね……。(まあ、大学関係者はほぼ残留派だったと思いますが。)
英国で「赤字大学」が4割超に 反移民で留学生減少、物価高も重荷 - 日本経済新聞 www.nikkei.com/article/DGXZ...
選挙とは社会を暴力で解決しないための仕組みだと思っていましたが(というか薄々そんなことはないと気づいてましたが)、むしろ堂々と暴力を行うための仕組みになってしまう可能性があり、今そうなりつつあるということをここに記す。
で、宗教二世として苦しんだことと被害者(安倍)は無関係、という検察側の主張は判決でどう扱われたのか。ちゃんと書いてる記事やニュースがないな。あと、元首相の命を奪ったのだから無期懲役は妥当とかコメントしている人、人の命の重さに軽重をつけてますよそれ。
イベント告知チラシ。左上に紫色の円形で「会場参加要申込 オンライン無料」と表示。右側に「12/21(日)16:00–17:30 会場参加・オンライン参加有」と日付と時間が示されている。中央に『「帰りに牛乳買ってきて」刊行記念 はらだ有彩さんと語る「女性の未来、今は昔」』と大きく書かれ、ゲストははらだ有彩、聞き手は小林えみと記載。左下には書籍『帰りに牛乳買ってきて』の表紙画像、右下には小鳥のシルエットが配置されている。
来週末、イベントがふたつあります❣️
⑵ 12/21(日)16時〜
〈はらだ有彩さんと語る 「女性の未来、今は昔」 ゲスト はらだ有彩 聞き手 小林えみ〉
「普通でない」ものを「区別」しようとする社会で「女性」がふたりで暮らすことについてや、
「誰もが任意の人とともに、あるいは自分ひとりで、何も制限されることなく、暮らしたいと思うように暮らせるべき」という当たり前が、日常生活の中で「普通」にさらされるうちに簡単にゆらぐ…ということについて、
マルジナリア書店の小林えみさんとお喋りします👥
ぜひお越しください🥛
無料・配信あり
yorunoyohaku.com/items/692ec8...
2025年12月20日(土)に青山ブックセンター本店で開催されるトークイベントの告知ポスター。 左側には日付と時間「Open 17:30 / 18:00〜19:30」、場所の表記。 右上の黄色い部分には、ツルリンゴスター著『いってらっしゃいのその後で』の表紙イラスト。母親が子どもたちと宇宙のような背景の中で遊びながら浮かんでいる絵。 左下には、はらだ有彩著『帰りに牛乳買ってきて』の表紙イラスト。部屋で寝転んで本を読む人物と、ソファでゲームをする人物がくつろいでいる。 右下には「『帰りに牛乳買ってきて』刊行記念 はらだ有彩 × ツルリンゴスター トークイベント」の文字。
来週末、イベントがふたつあります❣️
⑴ 12/20 (土)18時~
『帰りに牛乳買ってきて』刊行記念
はらだ有彩×ツルリンゴスタートークイベント
「女性の二人暮らし」と「家族との暮らし」、人と生活を作っていくこと、人と暮らしながら自分を大切にすること、社会から期待される女性の生き方を点検すること、自分の生活について書くことなどなどについて、一緒にPodcast #しれんけど をやっているツルリンゴスターさんとお喋りする予定なのでぜひお越しください🥛
※配信なし
aoyamabc.jp/products/12-...
『石炭の値打ち』も観たい。ケン・ローチは信じられる監督の一人だ。
河野さんの「ヒット作の表象によってストライキへのイメージがつくられてしまう」という言葉も重く受け止めました。宇多丸さんの映画を観て「その場にいるようだった」というのもまさしく!でした。これほど観てみないとわからないものもないのではないかというくらいの映画です。全国各地で2026年まで上映されているようです。未見の方はぜひ!
www.sumomo-inc.com/priceofcoal
10/5、ケン・ローチ監督作『石炭の値打ち』の先行上映会に行きました(事務所移転でバタバタし今更の投稿となりました💦)。映画の終わりにはなんと監督本人からのメッセージが。上映後は河野真太郎さんとライムスター宇多丸さんの対談も!
「映画の話法に沿わない、抗うのにそれでも面白い」ということにも驚きがありましたが、「連帯」が意味するものは何なのかを見せつけられ呆然とし、ずっとぐるぐる考え続けています。