母が肺炎で入院してしまってヒヤヒヤした気持ちで面会に行ったんだけど、意外と元気そうでホッとした。ボサボサの髪で目を瞑ったままベッドの上に座っている母を見て、父が「なんか生まれたてのヒナみたいじゃない?」と言っていて面白かった。帰り際に「また来るね」と声を掛けると「次の日来てください」と返ってきた。明日来てっていう意味かな。早く退院できるといいんだけど。あと戦争&改憲反対。
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かつての花街に残る築70年の妓楼建築、旧つたや。タイル張りの浴室や透かし窓の装飾、花と切り株?の柄の床など凝った意匠がいろいろ。バーとして営業している1階の一部を除き、長年放置されてきたのによくこんなにちゃんと残ったなぁと思う。貴重な建物。
1976年創業の珈琲しょっぷ たむら。自称「コーヒーばあば」の明るいマダムがサイフォンで淹れたコーヒーを出してくれる喫茶店。内装はほとんど創業当時のままで、70年代に迷い込んだような雰囲気がとっても素敵!大理石のテーブルや壁際のランプも可愛い。なんと5/24で一旦閉めてしまうそう。ずっと気になっていたお店なので行けて良かった。
双柿舎
坪内逍遙が大正9年から昭和10年までの晩年を過ごした旧居。敷地内には母屋、東館、書庫と四季折々の樹木が植えられた庭園があり、すべて逍遙自身の設計だそう。桜は終わってしまったけれど、今の時期は新緑がきれい。鶯の鳴き声が聞こえる他はすごく静かで、時間の流れがゆっくりに感じられた。
昨日はカラリとした晴天だったので、熱海までお出かけ。ずっと行きたいなと思っていた双柿舎(旧坪内逍遙邸)と珈琲しょっぷ たむらへ行って、サンビーチでおやつに買ったスコーンを食べて、今も残る妓楼建築の旧つたやで写真展を見て、楽しい一日だった。熱海は古いものがそこかしこに残っていて大好き。
『1975年のケルン・コンサート』私の好きなタイプの、やたらパワフルなガールがとにかくがむしゃらに突き進む映画だった。主人公ヴェラが笑ったり泣いたり疾走したり、躍動感がすごい。70sファッションも可愛くて大満足!あのペニーレーンコートとブーツ、欲しいな。もっと衣装が見たいので、もうちょっとお召し替えがあっても良かったかも。
『斑女』ラピュタ阿佐ヶ谷。人間関係のどうしようもなさについての話。内容は重たいのに、演出が完全にラブコメっていう不思議さ。これを成瀬巳喜男が撮ったらたぶん『浮雲』みたいな雰囲気になるんだろうと思う。私はこの不思議さが結構気に入ってしまった。もう一回観たいかも。
『お姐ちゃん三代記』ラピュタ阿佐ヶ谷。次の世代に主役交代するためのスピンオフ的な作品。お姐ちゃんトリオの弾けっぷりが今ひとつで面白みに欠ける。せっかく年代の違う三人娘が三組出てくるんだから、もっとジェネレーションギャップを全面に出して、最後は世代を超えたシスターフッドとかにすれば良かったのに。
プロジェクト・ヘイル・メアリー』希望があって明るくて、すごく楽しい映画だった。異なる属性の人々(人以外も)が手を取り合って力を合わせることの素晴らしさ。映画だと時間の制約があるため物語がサクサク進みすぎてしまい、原作の試行錯誤してひとつひとつ問題を解決していく面白さが薄れてしまったのは残念。でもかなり好き。
"1950年代に新宿の洋裁店からスタートし96歳で亡くなるまで常に第一線で活躍を続けた森英恵。本書は、開花のきっかけとなった映画衣装から、アジア人初メンバーという快挙を成したパリ・オートクチュールコレクションまで一堂に展覧。日本の美意識と技による世界進出、雑誌・空間・映像を駆使したメディア戦略など、森英恵とハナヱ・モリグルーブの常に「一歩抜きんでる」先駆的思考と行動の軌跡を作品と資料、約500点により紹介する生誕100年記念刊行"
島根県立石見美術館, 国立新美術館 編著 『生誕100年 森英恵 ヴァイタル・タイプ』
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ
』面白かったけど、ろくでもない言動を繰り返す人でなしがお金と名声を求めてジタバタしまくり、特に成長もしないけど最後はなんとなく上手くいっちゃう映画が好きかと言われると。私の好みではなかった。
世界的デザイナー・森英恵、生誕100周年ドラマ来春放送決定 主演は八木莉可子<森英恵 Butterfly beyond>(WEBザテレビジョン) – Yahoo!ニュース
https://www.magmoe.com/2732538/drama/2025-12-23/
世界的デザイナー・森英恵の生誕100周年を記念したドラマ「森英恵 Butterfly beyond」(テレビ朝日ドラマプレミアム)が、八木莉可子主演で2026年3月に放送決定。本作は、島根の小さな村から世界のファッション [...]
【2026年4月15日~7月6日|乃木坂】国立新美術館で「生誕100年 森英恵 ヴァイタル・タイプ」が開催。約400点を通じて森英恵のものづくりの全貌に迫る
bijutsutecho.com/magazine/new...
"〈生誕100年〉日本映画を彩った衣裳"
"観客の目を楽しませる映画衣裳は、近年では映画を織り成す豊かなテクストの一つとして複合的な視点から考察されている。本書では、日本を代表するファションデザイナー森英恵が、『狂った果実』の衣裳で太陽族映画の流行に貢献し、さらに小津安二郎作品や、大島渚、吉田喜重など気鋭の作家たちとも協働するなど、長年にわたり日本映画に刻まれた多彩な仕事を分析する"
辰已知広 『森英恵と映画衣裳 日本映画の革新と軌跡』
comingbook.honzuki.jp?detail=97848...
『嵐が丘』原作と全然違うしなんだか変な映画だったけど嫌いじゃない。エメラルド・フェネルの演出はすべてが過剰で増村保造の映画みたいだった。確固とした意志を持った女が主人公なのも増村っぽい。途中から脳内で若尾文子×田宮二郎に変換して観てた。ネリーは岸田今日子、イザベラは野添ひとみね。
有吉佐和子『げいしゃわるつ・いたりあの
』
50年代、東京の花街で巻き起こる芸者ガールブロードウェイ公演を巡る騒動。面白かった。ぽんぽんと打てば響くような会話の応酬、テンポの良い話の運び。旧作邦画のプログラムピクチャーにありそうな話なんだけど、映像化はされていないみたい。コミカルな話で、こんな作品も書いていたのかと作風の幅広さに驚く。可笑しさのなかに苦みが潜んでいるところはいかにも有吉佐和子っぽい。
それはそれとして、人生の大切な2年間を強制的に奪われるなんて酷すぎる。兵役最悪。戦争絶対ダメ!
『シェルブールの雨傘』新文芸坐。兵役で引き裂かれた恋人同士の話と思っていたけど、改めて見ると兵役は引き金に過ぎず直接の原因ではなかった。ジュヌヴィエーヴがギィが帰るまで待たなかった理由はハッキリ描かれないけれど、17歳という若さで子供をきちんと育てられるのかという不安に押しつぶされてしまったのかなと思った。カラフルで夢のように美しい映像とは対照的に、とても現実的な将来への不安。
"大正~昭和にかけて多くの女性たちを鼓舞し応援しつづけたシスターフッドの源流、吉屋信子生誕130年! いまなお作家たちにリスペクトされ続ける作家に迫る、唯一の特集"
河出書房新社編集部 編 『吉屋信子 シスターフッドに捧げた作家』
www.kawade.co.jp/np/isbn/9784...
『月は地球を廻ってる』『頑張れゴキゲン娘』ラピュタ阿佐ヶ谷。他愛ないロマコメプログラムピクチャー二本立てで最高。傑作・名作というわけではない添え物映画だけど、中島そのみの元気いっぱいな可愛さで明るい気持ちになれる。こういうのを定期的に見たい。
池袋東武に亀十が出店していたので買ってみた。初めて食べたけれど、これは美味しい。評判になるだけのことはあるね。皮は焼き目がしっっかりつけられていて香ばしく、それなのに食感はしっとりふんわり。中の餡は甘さ控えめで豆の風味がしっかり。白餡どら焼きとわらび餅も買ったので明日のおやつにしよう。
『その口紅が憎い』新文芸坐。偽ドル札を巡るノワールもの。可愛らしいイメージの強い桑野みゆきだけど、こういうクールビューティな役も良い!衣装も全部エレガントで、背中の開いたペイズリー柄のIラインドレスが特にステキだった。宮川泰の劇伴もイカす。最後のシーンは要らなかったような気がする。空港のシーンでスパッと終わる方が好みかも。
その後、中華街まで歩いて東成軒製麺所で大判の餃子の皮を購入。Google Mapsでは閉業になっていてびっくりしたけれど、電話したらちゃんと営業してた。良かった!ここの餃子の皮はモッチモチで包むときも破れにくくてすごく美味しい。
今日は放送ライブラリーで開催中の山田太一展へ。山田太一の脚本は名作揃いだと改めて思う。素晴らしい作品がたくさんある中でも私がいちばん好きなのは『3人家族』。派手さはないけれど、感情の機微の表現が本当に細やかで、竹脇無我と栗原小巻の生み出すケミストリーが最高にロマンチックなので。
2025年ベスト映画 旧作
① 鎮花祭
②追憶
③ジャグラー/ニューヨーク25時
④パーティーガール
⑤ミステリアス・スキン
⑥ある大阪の女
⑦10番街の殺人
⑧プリシラ
⑨ひき逃げ
⑩夜の鴎
2025年ベスト映画 新作
①ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家
②ドマーニ!愛のことづて
③ KNEECAP / ニーキャップ
④あの歌を憶えている
⑤ボサノヴァ〜撃たれたピアニスト
⑥愛はステロイド
⑦教皇選挙
⑧遠い山なみの光
⑨敵
⑩キムズビデオ
『ジャグラー/ニューヨーク25時』シネマート新宿。最高に面白かった。なにしろ出てくるのがはちゃめちゃな人ばかりで、一瞬たりとも退屈している暇がない。取り違えで娘を誘拐された父親が街を疾走しながら大奮闘。熱気と混沌に包まれた70年代終盤のNY。街そのものが主役の映画だと思う。
カーンケバブビリヤニ銀座店のドーサ。プレーン、エッグと迷ったけど今回はマサラドーサにしてみた。生地はフワフワ寄り、酸味しっかりめ。一緒についてくるカレーやラッサム、ライタも美味しい。
白菜を3〜4時間くらい天日干ししてから寄せ鍋に入れたら、甘味が増してすごく美味しかった。今度から天気の良い日は干そう。
『兄を持ち運べるサイズに』疎遠だった兄が急逝し、その後片付けのための3日間。兄はだらしない性格で生活能力もなく周囲に迷惑をかけがちな困った人だけれど、優しくてどこか人を惹きつける魅力もある…はずが、生前の兄の言動にかなりムカついてしまい、自分なら絶対許さないなと思ってしまった。オダギリジョーのチャーミングさをもってしても無理だった。