『恋は落ちずに、落とすもの? 君に綴る4つの駆け引き (角川文庫)』浅倉 秋成,織守きょうや,辻堂 ゆめ,日部 星花
女子や恋愛に全く縁がなかった河瀬は、河瀬を見染めたという女子が参加する合コンに、人生初で参加することになる。しかし、その女子がどの子なのかは分からない。他には地下アイドルや既婚者、友人の彼女、反社の娘が参加しているらしく…。河瀬は正しく自分に思いを寄せている子を見つけ出せるのか?(「糸の人を探して」)今をときめく作家人による、恋愛×ギミックがテーマのアンソロジー。恋愛のむずキュンがスパイスとなり、謎解きや
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Posts by 鳩羽
『西高東低マンション』武塙 麻衣子
猫と暮らす夫婦、古いマンションに住む普通の住人たち、近くにあるこぢんまりとした飲み屋の常連客。狭いようでいて、繋がりの多様さやその予想もつかないエピソードに驚かされるエッセイ。ただ、時々非日常の入り口がぽっかり開いたり、物語が始まりそうな断線が起こったりするが、そこに深入りはしない。ドラマティックな展開、感情が振り切れるようなことを、もちっとしたもので包み込んでしまっているような、そんな飲み込みにくさみたいなものを感じた。生活の苦しさや将来の不安のような、未来につながるものがない文章が
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『聖女王オクタヴィアの恋 (ポプラ文庫ピュアフル Pき 3-2)』喜咲 冬子
オルティナ王国に伝えられる王族の青き血は、その特徴的な美しい容姿だけではなく、血縁に惹かれるという呪いをも子孫に伝えていた。王太子の兄に深く愛されていた王女オクタヴィアは、やむを得ず王位を暫定的に継ぐことになるが、幼い王太子や従兄弟、庶子の兄との関係に悩みながらも、善政を敷こうと努力を重ねる。けれど、暗殺者は常に身近に感じられて…。自分の女としての幸せではなく、国のために様々な感情を封じてきたオクタヴィアの物語。まったく男どもときたらどいつもこ
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『境界知能の人たち (講談社現代新書)』古荘 純一
7人に1人の割合でいる境界知能と呼ばれる人たちに、どういう知的機能の制約があり、適応機能の制約があるかを解説し、障害者として支援に結びつきにくい現状をどう変えていくかを促す本。IQが正規分布することから、知的機能が高い人もいれば低い人もいるのは当然として、家庭環境や経済的な状況もあるので、機能の制約なのかを確定するのが難しいのはよく分かった。確定する制度を整えつつも、現状、制度を待たずに行う支援も必要だろうと思う。それぞれの範囲でできる自立を目指すという前提を、支援者も
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『僕たちの青春と君だけが見た謎』雨井 湖音
夏休みを終え、クラスメイトの顔も名前も忘れることなく二学期をスタートさせた架月。最大の行事である学園祭に向けて、教室でもクラブでも準備が進む中、作画担当で漫画を描いている先輩が、アイデア担当の先輩に謎のダメ出しをされる事件が起こる。架月はその理由を見つけ出すことを期待され…。高等支援学校で起こった事件を、様々な特性のある生徒たちの言動を解きほぐすことで真相を明らかにするシリーズ二作目。警察と呼ばれる先輩も出てきて、改めて人の気持ちと行動のパターンの複雑さ、広さに驚かされる。最後
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『後宮の弔妃2 (メディアワークス文庫)』冬馬 倫
不老不死の弔妃・春麗のもとに、皇帝の廉新や宦官の李飛から変わらず後宮の謎が持ち込まれる。呪いのような症状で体調不良が続く貴妃や、異常気象で手に入らなくなった紫の染料の代わりとなるもの…。自堕落に時間を潰すだけの春麗だが、気に入っている廉新のためになんだかんだと手を貸してやるのだった。…2巻目は、なぜか作風が変わり、会話劇ではなくなっていた。ちょっと回りくどい文章が雰囲気に合っていて、一巻よりは好ましい。登場人物や世界観が広がってきたが、このシリーズにとって良いのかどうか
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bookmeter.com/books/22498396
それにつけても体調の悪さよ
『後宮の弔妃 (メディアワークス文庫)』冬馬 倫
中津国には伽をしない妃がいる。不老不死の春麗は、弔妃として300年の間、十五人の皇帝を看取ってきた。十六代目の皇帝・廉新は、二十ヵ月身ごもり続けている貴妃の謎を問いとほしいと春麗を尋ねてくるが…。大人びた青年皇帝と、不老不死の弔妃の、同志のような関係性が会話劇のように進む場面は、独特で味があると言えなくもない。けど、それ以外は特別に目新しい謎でも話運びでもなく、キャラクターがわいわい戯れるのを読んだなという感じ。展開が簡単というか、そうはならんやろ…ということが多くて、も
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『公爵さま、執事には負けません (コージーブックス)』リン・メッシーナ
2人で窮地に陥ったことがきっかけで、もはや待っていられないとばかりに結婚したベアトリスとケスグレイブ公爵。心の準備をするまもなく公爵夫人となったベアトリスは、執事や家政婦たちの言動にいちいちびくついてしまう。しかも執事のマーロウが、数々の殺人事件を解決したのはベアトリスではなく公爵だと言うのを聞いてしまい…。ライバル同士から恋人へ、それから夫婦へと関係の変わった2人による、今作は隣の屋敷で起こった首切り殺人事件。意外と細かな伏線回収があったが、そして
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『ギアをあげて、風を鳴らして』平石 さなぎ
四年生のクミは、転校した先で孤立している癒知と出会う。変わり者の癒知と、出会って早々に大喧嘩をするものの、次第に二人は仲良く遊ぶようになる。癒知はとある宗教団体の、神様である「降り子」だった。クミの母親の不調は、引っ越し先で回復の兆しを見せ、新しい生活は良くなっていくように思えたが…。宗教二世の癒知と、ヤングケアラーのクミだが、問題はまだ顕在化していない。それが、四年生の子になんて酷い運命を!と途中で絶句してしまう。問題は解決しないだろう。それでも、少しでも明るい方へ向かってほ
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『漂泊の星舟 (ハヤカワ文庫SF)』北清 夢
世界情勢が不安定ななか、惑星Xへ人類を移民させる計画が立ち上がる。世界各国を代表した少女たちは、厳しいカリキュラムで選抜され、80人が宇宙船に乗り込んだ。しかし、謎の爆発が起こり、何人かのメンバーが死亡する。犯人は外部にいるのか、内部にいるのか。爆発によってずれたコースを修正するミッションと、犯人を見つけることが、代替要員アスカに課せられる。…設定が妙にリアルで魅力的だが、翻訳物のせいか、とにかく場面の様子が分かりにくくて手こずった。アスカの母との確執、AIプログラムとの会話
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『奔馬は無辺の果てに挑む 金椛国駿風 (角川文庫)』篠原 悠希
刧宝国に着いた公主一向だったが、婚礼の宴その最中に国王が変死。暗殺の疑いをかけられた金椛人たちは城内、そして国内から脱出を図るが、味方を逃すために先に逃げる阿賜、留まる阿燁と二手に別れることになる。それぞれの行き先で、困難が待ち構えているが…。かつての和藩公主である麗華公主に助けられた阿賜は、軍隊の中。そして都に残った阿燁は、隠密行動で味方になりそうな皇子に接触するという、役割と場所を入れ替えたようなかたちで、それぞれ成長していく3巻目。心理的な丁寧さよりも
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『司書教諭・学校司書のための図書館づくりアイデア100』勝呂 由紀
学校図書館向けの蔵書管理やカウンター周りの整理、展示のアイデアなど細々としたTipsを紹介した本。お金がない物がない人がいないということをひしひしと感じる、涙なしには読めなかった。学校司書のスキルとか理念とではなく、とにかく現場をなんとかするための整理整頓!片付け!という本。虹のように見えるように絵本の背表紙を並べるとか、タイトルで会話やお話を作るとかは、大量に本がある前提の図書館ならではの試みで面白いと思う。
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『かわいいピンクの竜になる』川野芽生
小説家で歌人である著者のエッセイ。女性らしさのような決めつけを厭ってきた子ども時代から、性的なもの、ロマンティックなものを厭うようになり、女という客体である身体を厭ってきた半生から、語られるのはファッションや少女的なものへの愛情という、アンビバレントなところが尖っていて面白い。好きなトールキンのために出かけたイギリス旅行の章が、特に素直に感じられて良かった。主観が強いというか、「私が」感が強いエッセイなので、だんだん読むのがしんどくなってもきた。合う合わないがあるのだと思う。
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『スタンフォード学習促進センターの責任者が教える幸せな未来をつくる最先端教育 自ら学ぶ子どもの育て方』イザベル・C・ハウ
子どもが知能を育てていくために必要なことを、人間関係や環境、「愛」と位置付けて、AIとともに暮らし、多くの情報を利用していかなければならないこれからの子ども達にとっての知性とは何かを考えさせる一冊。とはいえ、特に驚くようなことが書いてあるわけではなく、好ましい人間関係の中で子供が発達しやすいことや成績が伸びること、子供だけでなく親も巻き込んで教育することがコミュニティにとっても良いことなど、まあそうだ
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『フォース・ウィング3―昏き瞳の竜騎手― 下』レベッカ・ヤロス
島嶼諸島で虹竜アンダーナの眷属探しと、ベニンに転化するゼイデンの治し方を探すヴァイオレット達は、それぞれの島で風変わりな対応や試練を受けていた。様々な代償と出会いを経て、バレギアスに帰還するが、そこで待っていたのは過酷な戦況だった。…ヴァイオレットとゼイデンの生まれについて、隠されていたことが明らかになり、少し絆に深みが感じられるようになってきた。仲間の明らかになっていなかったしるしが分かったり、気になる展開が続くが、次巻は間隔が飽きそうなので、あらすじをつ
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『フォース・ウィング3―昏き瞳の竜騎手― 上』レベッカ・ヤロス
多くの犠牲と引き換えに、バスギアス軍事大学は守られた。しかし、強大な力を求めるあまりにゼイデンは呪われた力を奮ってしまう。ベニンになってしまったことを隠し、治す方法を見つけ出したいヴァイオレット達は、七種類目の竜であったアンダーナの眷属探しと合わせて、国交の途絶えた島嶼諸島へと向かう。…あれだけの激しい戦闘のあとの小競り合いの日々、そして、激しく愛し合っている二人に訪れる、元カレとの微妙なやり取りといった少女漫画的なくすぐり。細かい読みどころがあって、やはり
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『ハウスメイド2: 死を招く秘密 (ハヤカワ・ミステリ文庫 HMマ 20-2)』フリーダ・マクファデン
苦学生となり、学費のために相変わらずの貧乏生活を続けるミリー。ソーシャルワーカーを目指し、時々依頼人の女性を助けたりもし、弁護士の恋人もできて順風満帆のようでもあるが、再び家事手伝いに行った家は不穏な夫婦関係が見え隠れして…。前作と同様、読み始めると止まらないノンストップサスペンス。ミリーのうざい恋人や大学での様子も出てきて、前作よりミリーに親しみを感じてしまうので、ドキドキ感もレベルアップ。その分、反転する謎自体は陳
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『チャレンジ! ロボットコンテスト』あさだりん
ゲーム時間のルールを守れず、快はゲーム機をママに取り上げられてしまう。なんとかやる気を示そうと、たまたま目についたロボットコンテストに出場すると宣言した快だが、チームを組むことになった真斗は冷たく、前後左右に動くロボットを作ってみせろと快に課題を出し…。小学生のロボコンに向けて、最初は不純な動機から取り組んだ快が、創意工夫する楽しさや友達と協力することに喜びを見出していくのが好ましい。怪我したサッカー女子の灯里もブレインに加わり、直球に好きなことじゃなくても、やり遂げてみる
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『針女 (河出文庫 あ 35-5)』有吉 佐和子
孤児である清子は、仕立て屋の三五郎夫婦のもとで家族のように育てられた。夫婦の実子である弘一に清子は密かに想いを寄せていたが、弘一に赤紙が届いたことに動揺して針を踏んでしまい、清子は足を引きずるようになる。やがて弘一は召集され、清子は三五郎夫婦と必死に生き延びていくが…。若い頃好きで、よく読んでいた本。久しぶりに読むと、以前は戦争中の暮らしや手に職をつけることの豊かさがとにかく面白かったが、今読むと、単純な愛憎では語れない人間の感情の訳のわからなさが、分からないまま残るのが
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bookmeter.com/books/22686028
『新学期にだけ見える星座 (創元推理文庫)』似鳥 鶏
文化部が盛んで多くの部活を持つ市立高校に入学した中内は、礼法室に置かれていた大きな壺が密室状態のなかで割れるという事件に遭遇する。美術部の先輩・葉山は、事件や調査に慣れた雰囲気で関係者から事情を聞いていくが…。地主の家系で若いのに責任感を持つ中内と、その幼なじみで異様に勘の鋭いひなが出会った事件、そして葉山と伊神が大学で出会った事件を解決していく連作集。そのなかで壺の事件が様相を変えていく面白さと、変わらぬ登場人物たちの関係、そして過剰な書き込みの癖になる文体が合わさ
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bookmeter.com/books/23077327
『あやかし憑きの許嫁 (角川文庫)』かみはら
調霊師の跡取りとして、すぐれた才能を示していたあまねは、幼い頃に妹と恐ろしい出来事に遭遇したせいで、その後は怪異憑きとして冷遇される暮らしを送っていた。ある時、都から名家への縁談が持ち上がり、その使者として紫圓が訪れる。人間らしく扱ってくれる紫圓に、あまねは心を開いていくが…。怪異や霊や神が存在する世界で、虐め抜かれる主人公が努力と強さを認められて報われるお話。あまねがムカつくという悪役の気持ちも、まあ分からなくはない。もう少し丁寧なエピソード数があれば、紫圓への気持ちもラス
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bookmeter.com/books/23023805
『最後の皇帝と謎解きを』犬丸 幸平
北京在住の日本人・一条剛は、水墨画の腕を買われて廃帝・溥儀の水墨画の師として紫禁城に通うこととなる。まだ十五歳の溥儀と、少年皇帝を支える個性豊かな宦官達の閉ざされた人間関係のなか、一条が勤めることになったのは贋作作りだった。そして、最初の任務の日に死体が発見される。…世界大戦に向けての熱を上げていく情勢とは関係のない、静かな場所で、個人的な人間関係の複雑さをもとにした事件を解決していく連作集。感情が抑制された筆致で、それが最後まで何かあるのかと引きつける魅力になっている。淡々と、時代の
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bookmeter.com/books/23063222
『幽民奇聞』恒川 光太郎
会津二本松の生き残りの少年兵タキは、同胞が皆殺しにされたなか、怪しげな技と存在感で助けてくれたキの民の紹介でとある老婆の元に身を寄せる。居場所のない民なのか、妖怪なのか隠れキリシタンなのか。ときにどちらでもあり、仇討ち屋や何でも屋のようでもあるキの一族を調べる民俗学者が、たどり着く歴史の話。民俗の不思議な話のようで、ヒロイックファンタジーのようでもある、伸縮自在な存在感のキに引きつけられる。知ってる何かのようで、知らない何か。石碑の裏にキの文字があったらと思うとわくわくする。
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bookmeter.com/books/23081312
『お探し物は図書室まで (ポプラ文庫 あ 14-1)』青山 美智子
地域のカルチャースクールやマルシェが行われているコミュニティハウスのなかにある図書室。そこには大柄で色白の女の人・小町さんがいて、仕事や生き方に悩む人々にすこしズレた、それでいてピッタリの本を紹介してくれる。人々は紹介された本を手に取り、少しの勇気と慰めを得て、また人生の輪を繋げていく…。読みやすく、感動できて、ほどほどにドラマティック…なだけでなく、社会や人生への一視点が明確に盛り込まれているのが良かった。ただの幸運なフィクションではなく、ちゃんと読者
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bookmeter.com/books/20727975
他の業種でもそうなのか、図書館だけなのか、すごいポジショントークだなといつも思ってしまう。
『神の蝶、舞う果て』上橋 菜穂子,白浜 鴎
人々に恵みをもたらす植物ラムラーを受粉させることができるのは、「神の蝶」と呼ばれる蝶だけだった。闇の大井戸から上がってくる神の蝶には、その蝶を喰らわんと追ってくる「蝶の影」という天敵がおり、人々は蝶の影を倒す降魔士という役目を作る。選ばれた孤児からなる降魔士のジェードは、相棒のルクランの変わった性質のため、まだ一度も蝶の影を倒すことができないでいた。…若い降魔士たちのやりとりを中心に、ラムラーと蝶の秘密が明らかになっていく。人とそれ以外の生き物の繋がりが、寓話めいてとてもシンプ
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bookmeter.com/books/22975320
『冷酷なプリンス (二見文庫 ブ 13-1 ザ・ミステリ・コレクション)』ホリー・ブラック
ジュードは幼い時に目の前で両親を殺された。相手は、母のかつての結婚相手で、妖精の国の将軍マドック。ジュードは姉のヴィヴィアン、タリンと共に妖精の国で養育されることになるが、妖精たちのなかでは人間は下等な生き物にすぎず、命の危機に晒されることとなる。性格の悪いカーダン王子からのいじめに耐えきれなくなったジュードは、力を得ることを望み…。複雑な親子関係、人間?関係の中で、勇敢に強く生き延びていくジュードが魅力的で、周りにいる男性たちも
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bookmeter.com/books/17752411
『税金で買った本(18) (ヤンマガKCスペシャル)』系山 冏
0歳からの利用登録、遺品の寄贈図書、シフト作りとか、メインは電子図書館だろうけど細かいネタがまた現場に微妙に刺さるし、いつも思うけど図書館勤務じゃない人が読んでほんとに面白いの…?読むハードルだけでなく、本を購入するのも出会うのもハードルが高くなりつつある昨今では、図書館事業を充実させよう、予算をつけようという動機自体が低調になりそうで、そうなったら図書館は忙しくなくなり、人員に見合った業務量になりそうではあるけれど。
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『障害のある人の親がものを言うということーー医療と福祉・コロナ禍・親亡き後』児玉真美
障害を持つ子のケアをする親は、医療や福祉に疑問を持っても、また、どんな小さな要望であっても、それを伝えることがとても困難であるということを、著者自身の体験や見聞きしたことから多角的に立ち上げる本。とても痛くて辛い主張だが、そのくらいの存在感を持たないと、医療や福祉の専門職からは「何も知らない素人」で、教育が必要と見做されるままで終わってしまうのだろう。ケアする子の側からも敵視されることもあれば、存在を主張すれば社会から反発がくることもあ
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