その2:その池下の駐車場を出て、名古屋駅方面に向かったのだが、ナビは、駐車場からまっすぐ西へ向かう広小路ではなく、一本北の錦通に変われと最後まで主張した。意味がわからず広小路を進んだが、そのあまりの進みにくさに納得した。(広小路は、業務車の路駐が多く、危ないのでのろのろとしか進めなかった)
先のタクシーの運転手氏曰く、「われわれも広小路は選びません。名古屋のお客さんだったら、広小路を選ぶと怒られます」と。ひとつ勉強した。
Posts by Yoshimichi Furusawa
【名古屋市2題】その1:昨日、車で名古屋に行った。池下の市営駐車場に車を停めたと思いねぇ。空きはほとんどなかった。で、そこを埋めている車の半数以上、おそらく大半が、ポルシェやフェラーリ、ランボルギーニなど外国の高級車だったことに仰天。市営の駐車場だぞ!
夕方拾ったタクシーで、その話をしたところ、運転手氏曰く、「あのあたりは高級タワーマンションが建って、その影響じゃないですかね」と。つまり、2台目、3台目の車置き場として使っているのか。真相は不明なるも、車道楽の名古屋ならではの光景と思った。
本/ book クリスファー・プリースト/ 古沢嘉通訳 『不死の島へ』 "The Affirmation" by Christopher Priest
クリスファー・プリースト/ 古沢嘉通訳 『不死の島へ』(東京創元社) 読了
あちらの世界で書いた物語とこちらの世界で書いた物語が入れ子構造というか鏡のようになっており、さらにそれか侵食しあって... という目眩のするような読書だった。終わり方も憎い。不死、人間のアイデンティティと記憶の関わり、物語論といったテーマも興味深い。『夢幻諸島から』もおもしろかったが、それにしても夢幻諸島は魅惑的な設定だ。
海外文学
@libro.bsky.social
finished reading "The Affirmation" by Christopher Priest 💙📚
不死の島へ 電子版、書影
クリストファー・プリースト/古沢嘉道『不死の島へ』を読了。
あまりにも面白くて一気に読んだ。
昔(今も?)抱いていた〈自分自身が本当にここに存在しているのか分からない不安/アイデンティティへの不信〉を思い出させる物語で、複雑だけれども複雑ではなくある意味で理解しやすいのではないだろうか。
余韻が充溢しているラストもいい。
引用3/文章を綴っているわたしがいる。思い出すことのできるわたしがいる。そしてわたしが書いているわたしがいる。
引用23/書かれているわたし。書いたとされているわたし。わたしが覚えていたわたし。わたしが予期できたわたし。
#honyakmonsky
いまのところ、著者に倣って(?)、もてなしのよくない翻訳にするつもり。訳注は必要最小限に留め、前後の補いもなるべくしない。ああ、日本の読者の反発が怖い(笑)。
『バベル オックスフォード翻訳家革命秘史』の翻訳は大変だったでしょう、と時々言われるのだけど、KATABASISの翻訳のほうがはるかに大変、というのが実感。現在進行形。あっちは、(少し著者の遊びの?)原註があっただけましで、こっちは著者がggrk的態度で(?)、ついてこられる人だけついてくればいいってなもので、そりゃ、切り捨てられたと思う読者の反発も強かろう、と。Good Readsなどで、反発しているレビューが散見されるのは、普段もてなしのよい読書をしているからだろうな、と思ったり⋯⋯。もてなしのよい翻訳をやろうとすると、前後に補ったり、膨大な訳注をつけたりしないといけないのだが。
翻訳中のKATABASISのなかで、proofing drawerという表現が出てきて、なんじゃい、と思ったが、まあ、検索すればわかるんだけど(パン発酵用の引き出し)、既訳でその旨に近く訳しているのは、4種類のうち、1種類。「引き出し」だけにしているのは、proofingがわからなかったのか、あえて無視したのか。まあ、当方はあとだしじゃんけんみたいなもので、既訳を参照できる立場だから言えるのだけどね。原作発売とほぼ同時に翻訳も発売されているということは、プルーフでトッカン工事をしているのだろうし(既訳4つのうち3つがそう)。
ブログを更新しました。
クリストファー・プリースト『不死の島へ』(古沢嘉通訳 東京創元社)を紹介しています。現実と虚構をテーマにした幻想小説です。
kimyo.blog50.fc2.com/blog-entry-2...
クリストファー・プリースト『不死の島へ』(古沢嘉通訳/東京創元社)読了。深刻な挫折感を抱いてロンドンを離れ、主人公は知人から仮住まいを許された別荘で執筆活動を始める。「書くことで、わたしは自分が書いたものになった」と言うが、そうなのだろうか。この作品の面白さはうまく説明できないのだが、今年の一番になる予感はする。
拙訳クリストファー・プリースト『不死の島へ』(創元海外SF叢書、税込2,750円)The Affirmation (1981) 、本日2月27日(金)発売です! 久々のプリースト節に、そして〈夢幻諸島〉に酔いしれてください!
💙📚🪐New release Tuesday and one of the sf books I've loved recently is out today.
This outstanding novella is made up of multiple stories relayed and retold to a photographer on a mission to be the first humans to experience rain on Mars. ⏩cont.
エクセル・データを購入者にメールで配布、というサービスがあると喜ばれます、多分。
ということは、自分の若い頃の翻訳と最近の翻訳を調べて、語彙の低下が顕著に表れていたりすれば⋯⋯恐ろしい。
デンマーク語科出身古ノルド語専攻(卒論が北欧神話。指導教官が北欧神話の泰斗、故菅原邦城先生)の身としては、アイスランドの作品に興味がありますね。ちなみに、大学で学んだ北欧語(デンマーク語、スウェーデン語、古ノルド語)は、綺麗さっぱり忘れてしまいましたよ。トールキンもどきのスウェーデン語の大長篇ファンタジーを授業で読んだりしていたのになあ(北欧児童文学の第一人者、木村由利子先生の授業だった)。
公表されている推薦数が少ないor皆無なのに二次に進んだのは、次の5作。つまり、審査員推薦作と思われるもの>『ドクトル・ガーリン』ウラジーミル・ソローキン、『猫にご用心 知られざる猫文学の世界』ウィリアム・ボールドウィン他、『氷河が融けゆく国・アイスランドの物語』アンドリ・スナイル・マグナソン、『聊斎本紀』閻 連科(谷川毅訳、河出書房新社)、『両膝を怪我したわたしの聖女』アンドレア・アブレウ
公表されている推薦文の数だけ単純に並べると、拙訳『バベル』は7名から推薦されていて、7票以上の得票があった作品8作は全て二次に進んでおり、6票3作の中から2作、5票6作のなかから1作が二次に。つまり、足切りラインは7票と考えるのが妥当(6票以下の作品に非公開票があって7票以上になった?)。すなわち、『バベル』は、ギリギリで二次に進めたんだなあ、と。7名の推薦人の皆さまにはいくら感謝してもしたりません。本当にありがとうございました。
拙訳R・F・クァン『バベル オックスフォード翻訳家革命秘史』上下(東京創元社)が、第十二回日本翻訳大賞二次選考対象作品になったとの由。拙訳本が二次に進んだのは第二回のケン・リュウ『紙の動物園』〈新☆ハヤカワ・SF・シリーズ〉以来、二度目。ご推薦いただいた皆様に心からの感謝を>第十二回日本翻訳大賞二次選考対象作品 besttranslationaward.wordpress.com/2026/02/13/2...
拙訳R・F・クァン『バベル オックスフォード翻訳家革命秘史』上下(東京創元社)、『SFが読みたい! 2026年版』(早川書房)のベストSF2025ランキングにて海外篇第1位を獲得しました! 新しい帯がついた重版(上巻5刷、下巻4刷)が出来上がっております。
Picture of tentacles with the words "Monsters of Ohio" and "November 2026."
Someone just finished writing a novel.
Spoiler: It was me.
It's called "Monsters of Ohio," it's my 20th novel, and it'll be out in November.
I hope you'll like it.
I'm very tired.
【Web東京創元社マガジン 2月6日更新1/3】
新刊『不死の島へ』2/27発売 《物語の魔術師》クリストファー・プリーストとは? 既邦訳作を総ざらえ! #創元海外SF叢書
note.com/tokyosogensh...
完成が楽しみです。
予約しました。
原文もCarsonなので、おそらくScott Carsonのことだと思います。マイクル・コリータ名義の作品は数多く訳されていますが、近年のカースン名義の本は未訳のため、「カースン(訳注マイクル・コリータの近年の執筆名スコット・カースンのことと思われる)」と、ここだけ訳注を入れるのも収まりが悪いので、あえて流しました。
大和田始さんは、1949年生まれだそうだから、今年77歳になるのか。喜寿じゃん。今回のNQ誌にも翻訳を発表しているので、現役翻訳家をつづけているわけで、オレより9歳年上のSF翻訳家が現役でいるのは、心強いぞ。
ナイトランド・クォータリーVol.40のイアン・ワトスンのメール・インタビューで、質問者が「大和田始氏があなたの『奇蹟の訪問者(Miracle Visitors)』(1978)の全訳を完成させているので、本誌で日本読者へあなたの素晴らしさを今一度紹介しながら、いずれそちらの出版にもつなげたいと思っています」と発言していたので、アトリエサードで(?)出す可能性があるということなのかな。旧Twitterを検索したら、大和田さんは、サンリオSF文庫で出すべく翻訳していたが、サンリオSF文庫撤退 (1987) で訳稿が宙に浮いたままになっていたらしいことがわかった。もう40年近く前の話なのね。
【Web東京創元社マガジン 1月19日更新1/2】
その草稿は、世界を歪ませる――巨匠プリーストによる文芸SFの傑作『不死の島へ』、2月27日刊行! #不死の島へ #創元海外SF叢書
note.com/tokyosogensh...
お読みになったら感想を聞かせてください。私はページ数にびびって買えませんでした。
R・F・クァン『バベル オックスフォード翻訳革命秘史』(東京創元社 古沢嘉通訳)読了。「翻訳」が魔法である世界と聞いては読まずにはおれなかった。十代の頃に『バベル-17』を読んで以来「言語」と「SF」の組み合わせには目がないのだ。
前半は、「想像していたような話じゃないな?」という感じではあった。四人の若き学生たちの友情と、キャンパスライフがメインで(嘘じゃないです)、遠い過去のパラレル英国を舞台にしてはいるけれど、ヴィヴィッドな青春小説なのだ。ヘルメス結社という不穏な要素が混じりはするけれど、しかしその出自の割にある意味満ち足りた生活を送る主人公ロビンと仲間たちの明るい未来を切望してしまう。