カナダ、ケベックシティのシャトー・フロントナック。丘の上の建物は城ではなくホテルであり、1892~3年にカナディアン・パシフィック鉄道によって建てられました。ホテルはゴシック風城郭様式の建物であり、赤レンガの堂々たる外観が印象的です(丘の上にあるのでとにかく目立ちます)。このホテルでは第二次大戦中にルーズベルトとチャーチルの会談が行われました。
#アート #近代建築
Posts by バーナム博物館長
ハンガリーのセゲド・シナゴーグ。このシナゴーグは1900~2年にリポート・バウムホルンの設計で建設されました。シナゴーグはネオムーアとアール・ヌーヴォーの混合様式で建てられており、特に美麗な装飾が施されたドーム(画像参照)が印象的です。またシナゴーグはミクサ・ロートによるステンドグラスで飾られています。
#アート #現代建築
アーサー・ラッカム『ジークムントに会いに来たブリュンヒルデ』。これはワーグナーの楽劇『ニーベルングの指輪』第二夜「ワルキューレ」に付された挿絵です。ブリュンヒルデを初めとするワルキューレたちは戦場で生者と死者を決定する役目を果たしていました。ブリュンヒルデはジークムントの前に現れて冷然と彼の死を予告します。しかし情に動かされて結局彼を助けてしまいます。
#アート
ルクセンブルクは小さいですが歴史があってとても素敵な国です。ドイツ等に行った時についでに立ち寄るみたいな感じになるでしょうね。
ルクセンブルクのテュレルバッハ城。この城は1973~2000年にポール・ギルソンによって建設されました。城は30年近くかけて少しづつ建てられていったものであり、漆喰で塗られた建物、石造りの塔、石橋、城門等からなっています(また城の周囲に噴水や彫刻のある公園があります)。現在この城はルクセンブルクの文化遺産に指定されています。
#アート
フランス、ボルドーのグロス・クロッシュ(大鐘塔)。この塔は15世紀に市の門として建設され、その後17世紀に鐘塔へと改修されました。塔は高さ40mで、中央に重量7.8tの巨大な鐘が吊るされています(この鐘は1775年に鋳造されましたが、その巨大さゆえに割れやすいため滅多に鳴らされることはありません)。この塔はボルドー市の紋章に描かれており、今日町のシンボルになっています。
#アート
😆
このステンドグラスはメホッファーの最高傑作だと思います。
本文中に書くのを忘れていましたがこれはアール・ヌーヴォー様式のステンドグラスであり、アール・ヌーヴォー特有の繊細で色彩豊かな作品になっています。ステンドグラスは何枚かでイエスやマリアの生涯を描いたりしますから、絵巻物というのは確かにその通りです。
スイス、フリブールのサン・二コラ大聖堂のステンドグラス。サン・二コラ大聖堂は1283~1490年に建てられた古い教会ですが、特にヨーゼフ・メホッファーがデザインした13枚のステンドグラス(身廊8枚+聖歌隊席5枚)でよく知られています。画像はそのうちの一枚、聖体のステンドグラスであり、メホッファーの繊細でどこかはかなげな世界を色彩豊かに表現しています。
#アート
アルノルト・ベックリン『死の島』。一艘の小舟が島へと向かっています。小舟には渡し守カローンのような漕ぎ手と白装束の者が乗っており、また棺桶らしきものも置かれています。一方島には死の象徴である糸杉(墓地によく植えられています)が生えていて、崖に横穴式の墓がいくつも開いています。このように死の象徴であふれ返っているこの絵はかつてドイツで非常に人気がありました。フロイト、ヘッセ、レーニンらはこの絵の複製を部屋に飾り、またヒトラーはオリジナルの絵を購入しました。
#アート
ローマのサンタンジェロ城。この城はもともと135~9年にローマ皇帝ハドリアヌスが自らの霊廟として建てたものです。しかしほどなくして霊廟は軍事要塞として使用されるようになり、特に中世以降教皇は対立する皇帝や国王に攻め込まれるたびにこの城に閉じ籠るようになりました。城の頂上にはペーター・フォン・フェアシャッフェルトによる天使の像が立っています。
#アート
ローマ皇帝カリグラの指輪。カリグラは1世紀のローマ皇帝であり、ネロと並ぶ暴君としてよく知られています。画像の指輪はカリグラが所有していたものと考えられており(一部異論もあります)、超大粒のサファイアを丸ごと指輪にした何とも贅沢なものです。また指輪には女性の横顔が彫られていますが、この女性はカリグラの妻カエソニアだと言われています。
#アート
ドイツ、ライプツィヒのニコラス教会。この教会は1165年に建設が始まり、その後何度かの改修を経て現在に至ります。教会はロマネスク、ゴシック、バロック、新古典主義の混合様式で建てられており、特に新古典主義のピンクの内装でよく知られています。この教会では1646年に哲学者ライプニッツが乳児洗礼を受けました。
#アート #近代建築
土佐光起『源氏物語絵巻』。この作品は『源氏物語』の中からいくつかの帖を抜き出しその場面を描いたものです。この作品では金箔がふんだんに使われていてその豪華絢爛さに目がいきますが、同時に装束、御簾、動植物等の正確かつ緻密な描き込みも実に見事です。画像は第20帖「朝顔」から、光源氏と紫上が庭で雪遊びをする童女たちを眺めているところを描いたものです。
#アート
イタリア、サン・二コラ山の神殿劇場。この劇場は標高520mの山の山頂にあり、2000年に地元の歴史家によって発見されました。劇場はおそらく紀元前4世紀頃に建設されたもので、神殿と古代劇場を融合した複合施設となっています。劇場の収容人数は2000人ほどと推測されていますが、そもそもこんな山奥になぜこのようなものが建てられたのかはよく分かっておりません。
#アート #ミステリー
五稜郭の原型みたいなものですね。五稜郭はすでに大砲の時代に入っていてあまり活躍できませんでしたが、こちらの要塞は数々の戦いをくぐり抜けてきた歴戦の強者という感じです。
オランダのブルタンジュ要塞。この要塞は八十年戦争(オランダ独立戦争)中の1593年にオラニエ公ウィレム1世によって建設されました。要塞はフローニンゲンとドイツを結ぶ要衝に建てられており、八十年戦争や仏蘭戦争の際に何度か敵軍に包囲されましたが撃退に成功しました。その後大砲の射程が伸びる等により要塞の重要度が低下して衰退し、現在に至ります。
#アート
画像はメキシコのソウマヤ美術館のものです。これが一番画像が鮮明だったのでこれを使いました。門は全部で7つありますがどれが本物というのはないですね。
It is not disclosed, because it is the collector's personal data.
ウランガラス。ウランガラスとは極微量のウランを加えたガラスのことであり、このようにウランを加えることでガラスは緑色の蛍光色を発するようになります。ウランガラスは1830年頃に発見され欧米諸国でさかんに生産されましたが、現在ではほとんど生産されることはありません。なおウランガラスによる人体への影響は軽微で無視できるレヴェルだと言われています。
#アート
カミーユ・ピサロ『夜のモンマルトル大通り』。印象派の画家たちは光を描いたことでよく知られていますが、この絵は昼間の陽光ではなく夜の人工的な光を描いたものです。街灯の白く冷たい光と馬車やショーウィンドウの橙色の光、これらの光が夜の闇ににじむ様子をよく描けていると思います。また一点に収束していく線と闇の中に消えていく建物の二重の遠近法で奥行きがダイナミックに表現されています。
#アート
はい、東京の国立西洋美術館にあります。あと静岡の県立美術館にもあります。
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オーギュスト・ロダン『地獄の門』。この作品はダンテ『神曲』に登場する地獄の門に基づくものであり、また以前紹介したギベルティ『天国の門』の影響も受けています。門の中央上部には有名な「考える人」がいて、この男はアダム、ダンテ、あるいはロダン自身だと言われています。また『神曲』に登場するウゴリーノ・デッラ・ゲラルデスカ等の140人ほどの人物が描かれていて、全体で地獄の情景を表現しています。現在この門は日本を初めとする世界5ヶ国にあり、パリのオルセー美術館にオリジナルの鋳型があります。
#アート
ロレンツォ・ギベルティ『天国の門』。この作品は1425~52年にフィレンツェのサン・ジョヴァンニ洗礼堂の扉として制作されました。扉は聖書の場面を描いた10枚のレリーフからなっており、これらの彫り込みは非常に精巧かつ緻密で素晴らしいものです(特に画面構成と遠近法が秀逸です)。この扉は後にミケランジェロによって絶賛されました。
#アート
イラン、シーラーズのシャー・チェラーグ廟。この廟は13世紀にシーア派十二イマーム派の第7代イマーム、ムーサ・アル・カジムの子、ムハンマドとアフマドの墓として建設されたものです。その後14世紀に建物が拡張されて鏡の装飾が施され、さらに16世紀に大規模な改修が行われて現在に至ります。廟には古代・中世ペルシアの陶器等を展示する博物館もあります。
#アート
今は技術の発展によりわりと自由に建物を建てられるようになりましたが、この建物はデザインが秀逸だと思います。本文中に書いた通りもともとは絵本の挿絵でした。
ポーランド、ソポトのクジヴィ・ドメク(曲がった家)。この建物は2004年にソチンスキ&ザレスキ建設事務所の設計で建てられました。建物はもともとヤン・マルティン・サンサーの図面とオスカー・グスタフ・ダールベルクの絵本の挿絵を参照したものであり、大きく波打ち折れ曲がったユーモラスな外観をしています。この建物の中はショッピングセンターになっています。
#アート #現代建築
桜は本当に短い期間しか咲きませんから、それだけ強く記憶に残るんだと思います。今年も桜の季節になりました。