最後に番外編として、パトリック・ドゥヴォス「テゼーの槍とハッセルトのカワハギ──守章先生の思い出」(vol. 42、2021)を。タイトル通りの追悼文ですが、とにかくいろいろな意味で破格の文章だと思います。 www.repre.org/repre/vol42/...
Posts by Futoshi Hoshino
香川檀「研究者の「持ち歌」」(vol. 32、2018)も、公開当時読んで強い印象を受けました。通常の学会だと、運営の背後にひしめくこうしたエピソードはあまり公にされないような気がします。 www.repre.org/repre/vol32/...
学会のあり方についてとりわけ示唆的だと思ったのが、吉田寛「「裏番組を見逃す」こと」(vol. 28、2016)です。この文章を読んで、シュトックハウゼンの『家のための音楽』にも興味をもちました。 www.repre.org/repre/vol28/...
昨日ポストした『REPRE』の巻頭言がそれなりに読まれているようなので、唐突ながら、ここでわたしの好きな巻頭言をバックナンバーからいくつか紹介させてください。まず何よりも最高なのが、熊谷謙介「学会が終わる日」(vol. 30、2017)です。 www.repre.org/repre/vol30/...
もうだいぶ前のことですが、表象文化論学会のニューズレター『REPRE』第56号に「反復、対立、強意──接頭辞をめぐって」という巻頭言を寄せました。同号には、昨年末に開催されたオンライン研究フォーラム2025の報告も掲載されています。 www.repre.org/repre/vol56/...
こちら一週間後となりました。古田さんのご本はこれまでにもいろいろ読んできましたが、今回は新刊の『懐疑論』と『ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』の基本』を読んで考えたことについて、ざっくばらんにお話できればと思っています。
今年度、特別編集委員というかたちで関わっていたartscape 30周年記念企画の「編集後記」を書きました。 artscape.jp/article/63514/
ナショナル・ギャラリーでは、クリスト&ジャンヌ゠クロード《アンブレラ》(1991)のドローイングも若干見ることができた。このプロジェクトのことは先日の森司さんとの対談でも話題になったばかりだったので、個人的に不思議な邂逅だった。 casabrutus.com/categories/a...
最終日は出発まで時間があったので、ナショナル・ギャラリーでやっていたクリスト&ジャンヌ゠クロードなどを見た。そのあとネドコ・ソラコフの展示(@ICA)に立ち寄って、1999年にICAで企画されたLocally Interestedという展覧会のことをいろいろと聞かせてもらった。 www.ica-sofia.org/en/projects/...
2日目の収穫は多すぎて書ききれないが、友人のボヤン・マンチェフが最近書いたドゥルーズ論を何冊か貰って、それについて空き時間にいろいろなことを話した。たとえばフェルディナン・アルキエとジョー・ブスケがカルカソンヌで同郷だったことなど。 www.eaa.c.u-tokyo.ac.jp/events/philo...
今回もよい研究交流ができました。1日目の美術関連のワークショップでは、ソフィアのナショナル・ギャラリーに丸木夫妻の作品(ドローイングやスケッチ)が思いのほか沢山あることがわかったのが収穫だった。 www.eaa.c.u-tokyo.ac.jp/events/philo...
ソフィアに来た(1年ぶり8回目)。今年1月に通貨がユーロに変わったこともあり、昔とくらべて物価が上がったことがよくわかる。コロナ前のパリ、ブリュッセルあたりにいるような感覚。
こちら一週間後になりました。当日はシンポジウムのほか、甲南大学・九鬼周造文庫の貴重資料(講演で話題にする書籍など)もいくつか展示される予定です。
現在発売中の『群像』2026年4月号に、連載「九鬼周造」の第7回「偶然の驚異」が掲載されています(480-494頁)。今回論じたのは主著『偶然性の問題』。次回は『人間と実存』(1939)に収められたいくつかの論文を取り上げます。 gunzou.kodansha.co.jp/indexes/2512
こちらこそ、気づくのが遅くなり失礼しました! シェリング由来のタウテゴリー/トーテゴリーについては自分の理解が至らぬところが多かったので、柿並さんの論文は大変勉強になりました。
こちら定員に達したとのことです(関係者席があるので、ご興味のある方はお知らせください)。対談相手の森さんは水戸芸術館に長くお勤めだったということもあり、ここ30年ほどの現代美術の変化についてもいろいろと伺えればと思います。
再来月の4月15日(水)に代官山蔦屋書店(+オンライン)で古田徹也さんと対談をします。古田さんのご新著『懐疑論』『ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』の基本』(いずれも中央公論新社)の刊行記念イベントです。 store.tsite.jp/daikanyama/e...
3月14日(土)に甲南大学で行なわれる第7回九鬼周造記念シンポジウム「九鬼周造のマルジナリア──余白を読む」に登壇します。定員50名(無料・事前登録制)とのことです。 docs.google.com/forms/d/e/1F...
3月10日(火)に金沢21世紀美術館シアター21で行なわれるトークイベント「共生から〈場所〉をまなざす──制作、アート、アーレント」に登壇します。 blissnaturalperfumery.com/articles/202...
F. Hoshino, "Strategies of Resistance: On Ambivalent Words in Jean-François Lyotard”, Technophany, vol. 2, no. 1, p. 1-17, Jan. 2026, doi: 10.54195/technophany.19592. technophany.philosophyandtechnology.network/article/view...
昨日、ドイツから来た客人と話しているときに、Anne Carson, Decreation (2005) のことが話題になった。聞きおぼえのある著者だと思ったら、数年前に邦訳が出た『赤の自伝』の人だった。 www.kankanbou.com/books/kaigai...
藤田正勝『評伝 田辺元』(京都大学学術出版会、2025年)を読んでいるが、附録として収められている「義兄 田辺元の思い出──附、姉千代子のこと」(竹内きみ)がいろいろと興味深い。田辺が食べ物──とくに甘い物──へのこだわりが強い人だったというのは意外だった。 www.kyoto-up.or.jp/books/978481...
そのような学恩があるので、竹内先生が手がけられた『新訳ベルクソン全集』(白水社、未完)も、基本的には新刊が出るたびに買い求めてきた。この訳業に対する竹内先生の個人的なパッションについては、第一巻の「月報」に記されている。 www.hakusuisha.co.jp/book/b206425...
竹内信夫先生には、大学1年生のときにフランス語の初級文法をひととおり教わった。2001年のこと。竹内先生も共著者のひとりになっている『ジュネス仏和辞典』の文法要覧を教科書として使われていた。厳しい先生だったが、いまはもうない学内の同窓会館で、学期末にクラス全員と打ち上げをしてくださったことを覚えている。
倉敷での仕事、オーガナイザーの川上さんのおかげでとても充実したものになりました。岡山・京都・東京(!)から多くの方が足を運んでくださり、いろいろと刺激をもらいました。ぜひまた遊びに行きたいと思います。
2月1日(日)の16:00より、岡山県倉敷市のKAGで「パラサイトとは何か」というレクチャーを行ないます。詳細は川上幸之介さんのInstagramで。なお現在KAGでは「危(木)口統之展」が開催されています。 www.instagram.com/kawakami_lab...
無粋を承知で指摘すると、2月号掲載のタイトル「ギリシアの夏」の由来はJacques Lacarrière, L'été grecですね。ロラン・バルトのコレージュ・ド・フランス講義に出てくる「イディオリトミー」概念の出典(そして野崎先生はこのバルトの講義録の訳者である)。