二次創作というかスピンオフというかで、このバラバに焦点を当てたラーゲルクヴィスト『バラバ』が岩波文庫から出ているのもよい。
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新約聖書で好きなエピソードは、極悪人のバラバが過越の恩赦で無罪になるところ。イエスに恩赦を与えたくないがために、イエス以外の誰でもよい誰かに恩赦を与えろと人々が叫び、極悪人が釈放それるという。
ボロアパートの冬をDuronやAthlonの熱で乗り切るなどと称していた日々もあった。
私もむかしはトヨタ・マークXに乗ってたけど、最近はヤンキチ兄ちゃんが乗る車になってしまった。それはいいんだが、しめ縄みたいなインテリアを高い確率でバックミラーにつけてるのはなんなんだ。
それにしても、私の中学生の時の願望みたいな世の中になってきた。ときはまさに世紀末だ。しかし人類は死に絶えてはいなかった。
私が酒を飲んでいた時代にはまだ、ストロング系チューハイがなかった。なくてよかった。ついでについったーに触れたのも断酒成功してからでよかった。
さもなくば、ぎりぎりのところで破綻を免れていた人生が、決定的に崩壊していた気しかしない。
男性は、射精を決して自分では行なわず、他者にアウトソーシング(必ずしも性交ではなく)すると、他責性は少し大人しくなる気はする。
必ずしも性交ではないところがミソで、他者に射精を促してもらうのである。ズボンを下ろしてそれを頼むという情けない光景。機嫌を損ねるとそれもやってもられないという危惧。それらを脳裏に他描くと他責性など吹き飛ぶという話。
早く世界が滅びねえかな、と長年願ってきたので、願望がかないつつある気もしないでもない。
映画『ゾンビ』みたいにショッピングモールに籠城して終末世界でつかの間の安心と享楽とを得たい。
不景気においては、地縁血縁により団結した集団の生存性は高い。希少資源の配分において、身内にだけ優先的に資源を回して他を排除するからだ。
この非公式的な人間関係は、企業はおろか、役場でも有効で、田舎になればなるほど見えない人間関係で物事が決められ、仕事が割り振られる。
好景気の中ではそこそこやっていられた寄る辺なき孤立した個体は、多少才能があろうとなかろうと、不景気になると真っ先にはぶられる。だからこそ、不景気においてはゲマインシャフトも憎まれ、リビングデッドの襲来が待たれるのだ。
不景気になるとリビングデッドものが流行るというのは、既存の社会秩序が崩壊し、その中で自らの才覚や機知やごく少数の仲間とだけ生き延びるあたりがよいのだろう。
単に社会秩序が崩壊するだけでは、不景気に不遇をかこつ層が不快感を持つ富裕層や地縁血縁を紐帯にした結束したゲマインシャフトが生き延びるのだろうけれど、リビングデッド蔓延る世界においては、関係する人間が多いほど不利になるという逆転現象もある。
私もリビングデッドの発生を心待ちにしている。武器と食糧との準備に余念はない。
おそるべきものというのは、持ってるだけで手が後ろに回るような……。
恵まれた生まれ育ちでも、同好の志に恵まれても、関心のある方面に学ぶ機会を得ても、気が狂うときは気が狂うし、気が狂ったあとは社会生活不可能になるし、寛解するのに20年ぐらいかかるし、因果関係というのはわからないものだ。
もちろん過酷な生まれ育ちの人間が艱難により玉となるかというと、そういう人もいるだろうけど、気が狂う人もままいるのである。これは境遇というより確率の問題かも。
決して充たせぬ、充たしてはならぬ欲求を抱えて煩悶していた有名変態アカウントが、こともあろうかインターネットの成人と同衾し、しかもSTDの可能性まで語られるとか、やはり世界は滅びつつある。
無法インターネット、ADSLの黎明期には信じられないヤバいものが飛び交い、企業官庁の洒落にならない内部情報も流出していたものであった。それをアングラ系の出版社が本にしようとして差し止めされるなどの騒ぎもあった。
そうした雑多なデータをとりあえず保存するなどしていた古代のHDも、多くはPCの故障や買い替えのときにバックアップや引き継ぎもされず淘汰されたことだろう。結婚や海外赴任を機に、ヤバいデータは疑わしいフォルダごと根こそぎ消す者も少なからずいたことだろう。
しかしそうした人生の転機もなく、データも部屋の雑品同様に蓄積し続けてきた異常中年の部屋にこそ、おそるべきものが眠っていることだろう。
とはいえは、才能も執念もなく、時間もカネも大してなく、日々鬱々と過ごしている中年は、かつての仲間うちでさえ目に入らなくなって気がしないでもない。
高校や大学において、ともにアニメゲーム漫画を享受した連中も、大半は妻子がいるのだけれど、早いやつも遅いやつもいた。
しかし、そうした若き日を過ごした仲間うちでさえ少数派になってしまったひとりもんの中年男性にこそ、冴え渡る魔術的な才能や、時間と執念と可処分所得とを根こそぎ注ぎ込んだ成果物が光るのである。
教養のある俗物と、教養のない俗物とでは、前者の方がマシという体感はある。読み書きのできるばかと、読み書きのできないばかとでは、やはり前者の方がマシであろう。
恵まれた生まれ育ちだった為、役務財課を享受したいというハングリー精神は育たず、むしろ学術や文芸に価値を見出す性向もあり、虚栄に興味はなかった。
父や親類が高級車や高級腕時計を自慢していたのも目の当たりにしてきたが、それらに学術や文芸ほどの値打ちは見いだせなかった。
性については、決して充たせぬ、充たしてはならない欲求を持っていたので、充たせなくて当然であった。しかしそれも、向精神薬の副作用で性欲自体が挫滅した期間が長い。
人間関係には価値を見出すが、長く変態仲間、マニア仲間がいたのはよかった。しかし付き合いも加齢にともない薄くなり続けている。
かくして、慾は逓減している気はする。
職務質問されたこともなければ、交通違反で切符を切られたこともない。前科前歴なし。信じられない話だ。
メイド喫茶の類にハマらなかった原因、とりあえず同年代(少し下も含めて)に興味がなかったというのはある。
未婚中年男性が、著しく年齢の離れた若い女性と懇ろになることは少ない。基本的に宝くじの高額当選なりに叶わないことである。ましてや相手が商売で接してくれる人間が私的にも付き合ってくれる蓋然性はない。
しかし宝くじの高額当選は、当たる蓋然性はなくとも可能性はある。同様に、少数ながら著しく年齢の離れた人間と懇ろになった異常中年男性も数人知っている。ただ、いずれも自分が客として訪れた店の従業員ではない。やはり、店で過剰な期待をするのは厳しい話である。
メイド喫茶の出始めの頃、めずらしさもあり、行くこと自体が若者らしい自分は特別なことをしている特別な人間だという自意識を充たす期待もあり、何度かつるんで行ったことはある。まだ学部生だったはず。
あくまで仲間内の話や自宅や友人宅で享受するだけのアニメ的なものが、実店舗として存在するという異界への扉のような衝撃がメイド喫茶にはあった。したがって、若い女に秋波を飛ばしたり、若い女との交流を期待したりする気持ちはなかった。そもそも我々は対象年齢が……。
しかしK君は厚生労働省の官吏になったいまでも通って、そこで描いてもらった似顔絵をFacebookにあげたりしている。ハマるやつははまるのであった。
高級車ではない国産セダンに乗る利点は、勝手に覆面と勘違いするやつがいることにつきる。
シャの鍵を開けて、機械警備を解除し、午前中いっぱいかけて週明けの書類を作り、機械警備をセットし、鍵をかけて帰るなどした。まるでシャカイジンみたいだ。
いちおう誰もいないので2000年代のアニソンをかけまくっていた。
私のような人間のくずでも社会参画してるふりはできるので、だいたいのことは、なんとかなる、気はする。
唐突に
娘をもうければ、女の子を手中に納めて、好きなように育てたり着飾らせたりできる、という野望を持った日もあった。しかし実際は『プリンセスメーカー』のようにはいかないのだ。
むしろ 『なるたる』の定食屋のおやじみたいに、善人だけど不器用で、娘には生理的嫌悪感のみならず恐怖まで覚えられて、到達に刃傷沙汰という方がありそうな話である。
うー。にゃー。
漫画『ラブやん』のカズフサのような長年にわたってしょうもなかった人間でも最終巻ではどうにかなったし、私も長年酒と向精神薬とで無の暮らしをしていたがどうにかなった。どうにかなる。こともある。