「南風」5月号の「俳句深耕」欄に、「オノマトペの世界に分け入る」と題して、オノマトペと音象徴のことを書きました。このところ話題の(?)音象徴ですが、「南風」会員の方をはじめ、いろいろな方に興味を持っていただけるといいなあと。
Posts by 岡田一実
本当に世界平和を願ってる蝶を見てその脚のことなど
#本当に世界平和を願ってるし77を足して短歌にする
高野素十はただの「写生」の俳人ではありません。
語順・動詞起点・非情——
素十俳句の内部で何が起きているのかを、構造として読み解きました。
高野素十『初鴉』はなぜ飽きないのか|岡田一実
note.com/suisei13/n/n...
鳴戸、渦の道。
一年で一番いい渦潮のとき。
「渦潮」は山口誓子が考案した季語らしい(前段階に「春の潮」があり、風生歳時記で立項された)「渦」だけでは季語にならないところが、難しい……。連作にして、「渦」だけで読ませる案もあるが……。
いずれにせよ観潮は春が気持ち良く、観潮船ののどかさも春に似合う。鳴戸もいいが、今治もいい。
「俳句評論」も読んでもらえないジャンル。
他の俳人が座談会で「写生」について議論していると、「その辺のことはもう整理して書いたので、読んでおくれよ……」という気持ちにたまになる……。
私は「文フリ」はもういいな……。noteで十分。
RP、 わかりすぎる……。私もそうです……。
読む人がゼロだと読んでくれる人の前で言うことは私も支持しないけど、もっと感想くれよ〜ッ褒めてくれ〜〜〜ッッッッッ‼️とはジタバタしたくなる、そのために私は二次垢を分けている‼️承認欲求の外側で創作するのが良いとされがちだけど自分には無理だな 納得できないことはできないし 他人を攻撃しないからこの苛烈さを許してくれと思う 不健康なのはほんとうにそう、でもそれでずっと続けてるの逆にすごいかもしれなくって… ←どんな角度からでも自画自賛をすることができる葱
創作者ってめんどい生き物だから…みたいなダルい話ではなく、なぜなら人間はおしなべてめんどいので(主語デカ)、だから10人が褒めてくれてもなお、あるいは1人が長文感想をくれてもなお、自分の下手さに絶望したり他人と比べて激凹みしたりすることはある、感想をわざわざ送ってもらえることがどれだけ稀有で素晴らしくて有難いことか痛感していても 落ち込むのがこれまで好きだと言ってくれた人を軽視してるみたいで、そのときの感謝や幸福は本物なのになんでそのエネルギーをずっと維持できないんだろうと思う でもモーレツな承認欲求は自分の中で存在していて当たり前のものなのでどうしようもなくって、
五七五になってたら俳句だよ、よりはリツイートした、攝津システムなら俳句わかんなくてもできますよ、のほうが私個人はねえ、全然いいと思うんですよ!!!
日本人が数多く移民したブラジルにおけるポルトガル語歳時記『NATUREZA-BERÇO DO HAICAI』というのもあるらしいが、それも未見です……。
白石佳和『ブラジル移民と五七五―ブラジル国際俳句(ハイク)のトランスカルチュラルな展開』(春風社、2025)
amzn.asia/d/0i7EAXR1
それこそ堀田季何さんが出てるゲームさんぽの、ゲーム吟行で高浜虚子が戦地から送られてくる俳句の南国のもの全部夏の季語にして戦争終わったらほぼ全部歳時記から外した話出てましたねえ。
youtu.be/pG_0aXhZY7E?...
北海道歳時記は私も現物を見たことはなくて……。すみません。
でも、以下の時評が参考になるかもしれません。
〈1946年の塩野谷秋風『新選俳句季語集』(霧華発行所)、1984年の永田耕一郎『北ぐに歳時記』(北海道新聞社)、1990年の『北方季題選集』(葦牙社)、1993年の木村敏男『北の歳時記』(にれ叢書)など、北海道季語をまとめる歳時記や散文は絶えない。〉
-BLOG俳句新空間- : 【俳句時評】 なやましい北国(あるいは俳句甲子園余談) 堀下翔 share.google/LauaPuPAPUjY...
それも事実です。
なお、日本が入植した台湾には俳句文化が根づき、当地ならではの歳時記もあります。
歳時記の「本州主義」は今も問題となり、北海道や沖縄にも独自の歳時記があります。
また、「季語」及び「伝統詩歌」が素朴なナショナリズムと接合する問題は今もあります。
黄 霊芝『台湾俳句歳時記』(言叢社、2003)
share.google/eMveN0tGVYP5...
「稲川淳二」が夏の季語に? 「冷やし中華」や「マンゴー」も! 季語はいつ誰が決めるのか | AERA DIGITAL(アエラデジタル) share.google/lMFnrBKTuQW1...
「現代俳句協会」の水野二三夫事務局長は、「そもそも個人名はまず季語の対象にはなりません。なぜなら、一つの言葉が季語として認められるには、広い社会的認知度と、その言葉を用いたすぐれた俳句作品が広く知られていることが不可欠だからです」とかなり否定的ですね 俳句協会も複数あるからどっかが言ったのかも知れんけど
俳句はね、面白いのでみんな気軽に作って楽しむといいよ!
そのうち読むのも楽しくなれば、ほぼ「才能アリ!」です!
夏井いつきさんの本も面白いですが、もう少しだけ「知識」が欲しいと思ったときは堀田季何さんの本がオススメです。内容は濃いですが、とても読みやすい語り口でわかりやすく読めます。最新で最良の入門書だと思います。
私のカルチャー講座でもオススメしています。
「俳句のルール」といえば、「日本の詩はなぜ五音と七音でできているのか」については「わからない」というのが定説。
私が個人的にオススメしている入門本は以下。
堀田季何『俳句ミーツ短歌: 読み方・楽しみ方を案内する18章』(笠間書店、2023)
amzn.asia/d/0i9Lu9mj
参考としては西村睦子『「正月」のない歳時記: 虚子が作った近代季語の枠組み』(本阿弥書店、2010)という本があります。どちらかというと専門書に近いのですが、ご興味があれば図書館などでひらいて頂けると、私としても嬉しいです……。
amzn.asia/d/0aRDib5i
同じ季語でも「本意」という中身の柱が時代によって変わることもあります。
例えば、「髪洗ふ」はかつては「女性の洗髪」が「本意」でしたが、家庭風呂の普及、そしてジェンダーの考え方が変わり、今では男女かかわらず、「ひとが髪を洗うときの爽快感や屈託など」を表す夏の季語となっています。
季語はスタティックではない、ということが、もっと一般的に知られるといいのですが、「教えにくい」という指導者が多いため、「ルールです」ということにされてしまいがちです……。
季語には古代まで遡れる題材のものと、比較的新しいものがあります。「秋の暮」などは前者。明治維新があり、それによって文化が変わり、特に高浜虚子は新季語を多く選び出し、歳時記に収めました。「マスク」も「香水」も「ビール」もその頃に選ばれた題材です。
「季語はルール」と思われがちですが、本当は共感的詩語のインデックスであり、時代と共に変遷する動的なキーワードです。
俳句は「瞬間を切り取る詩」なのか。
むしろそこには、視線の揺れや認知の変化が流れているのではないか。ベルクソンの〈持続〉という概念から、俳句の時間を考え直しました。
〈持続〉の痕跡としての俳句――ベルクソンと時間の感覚|岡田一実 note.com/suisei13/n/n...
京都俳句賞、22番「夢の構造」を出しています。できればダウンロード版で読んでいただけたら嬉しいです(レイアウトがちょっとちがうので)
shinnkyodaihaiku.com/%e4%ba%ac%e9...
句会がかえって仇になる句柄の人もいます。
句会が「批評の場」として機能してない場合も。
個人的には、俳句を他者から学ぶときは、どっぷり浸かり込んでから学び捨てるのがいいと思っています。「先生」を神聖視しすぎない。旨味をきゅうきゅう吸って、しっかり乗り越えられる人が「いい俳人」になると、個人的には思っています。
あと多分俳句系の人に誤解されてるけど、素人が集まってやってるとヘタになる、この本を読む人間の想定は「俳句をやるのに着物って必要なんですか?」を真顔で言う人、みたいなレベルの本なので、そういう人が何の杖もものさしもなく、大丈夫なネット句会を開催できるか、というとまあ……かなり運がないと厳しくはあるだろな、という感じでした
こんなnoteも書いています。句会に参加してみたい方や句会の意味を見失った方などに読んで頂けたら幸いです。
句会の「効用」について note.com/suisei13/n/n...
観ました。私も賛成です。句会はガンガンお試しに行ったらいいです。合わなかったたら、それきりで。でも、合うようなら「点が入ったかどうか」だけでやめるのはもったいないかな、と……。
私ももともとは「いつき組」なので、私が開催する句会も互選の選評のあとに作者が名乗ります。その方が作者に忖度せずに語れます。
「初級から上級まで混ざった句会の方が、より学べる」というのも、同意見です。
「とんでも指導者」かどうか、最初に簡単に見分ける方法があって、ある表現を「禁止」する指導者はたいてい「とんでも指導者」です。
長い俳句表現史のなかで、ありとあらゆる挑戦がなされてきました。そのなかで「成功しにくい表現や題材」はあるかもしれませんが、その更新によって秀作が生まれるかもしれない。「あれはダメ!これはダメ!」という指導者は単純に見識不足です。
俳句の世界には、「正しい日本語」とか「正しい表現」とか、もはや歴史性のない己の好みで参加者を支配しようとする「とんでも指導者」というのも多く存在するので、一概には言えないです……。