Xで、動画で取り上げられなかった3月刊のSF関連書をざっくりまとめ中。時間があるときに順次追加しています。向こうだとスレッド形式が伸びないのはわかってるけど、別にインプ稼ぎたいわけではないのでまあいいかなと。
もともと自分用につけてる読了メモ(書誌情報あらすじキーワード引用思いついたことetc.、全部放り込んでるのでめちゃくちゃ長い)を削って、適当に整えています。こちらにも投稿しよう思ってますが、字数上限が多いので削る量と部分を変えてたぶん月末か来月くらいに。
ずっと続くかどうかは謎です。
x.com/k24416/statu...
Posts by 香月 祥宏
SF読者にとっても注目の2冊です。お見逃しなく。
ロバート・ジャクソン・ベネット/桐谷知未訳『記銘師ディンの事件録 木に殺された男』
ジョー・キャラハン/吉野弘人訳『瞬きすら許さない』
リストや資料作りは、まだまだ現物をしつこく当たる作業が欠かせないようです。
そもそもこちらもWebだけで完璧なものができるとは思ってないので、抜けがあっても良いから、せめて嘘をつかず、Webでできるのはここまでです、をやってくれればそれで良いんですが。
GeiminiProのDeepResearchで何人か作家のリサーチをしてみたけど、駄目ですね。かなり厳密に指示したつもりだけど、著作リストにでたらめなタイトルを挙げてきたりする。
正確な経歴と著作リストをぱっと整理してくれるだけで良いんだけど、そもそもWeb上の情報では限界があるということでしょうね。
『チェコ21世紀SF短編集』は、宇宙灯台での異星生物との対話、ナチス勝利の改変歴史、古代の地下都市、検索AIの独白など7作を収録した最新チェコSFアンソロジーです。
世界的なSFの潮流を汲みつつ、不条理な状況下の人間を皮肉を交え静かに見つめる独特な視点も魅力的です。
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
『吸血鬼』は、女性が容姿などをもとに12階層にランク分けされる社会を描くディストピア小説です。
制度に従順に奮闘する14歳の少女を主人公に、常に男性の嗜好で評価・消費される女性たちの息苦しさや強者による支配構造を誇張しつつ、パンデミックや五輪など現実をそのままなぞる不気味さが際立ちます。
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
杉江松恋さんとの月例SFレビュー番組「これって、SF?」、4月号(3月刊行分)その3です。
杉江さんが遠野遥『吸血鬼』(集英社)、私がズデニェク・ランパス編/平野清美編訳『チェコ21世紀SF短編集』(平凡社)を紹介しています。
youtu.be/Wm-KGJGt5Bo?...
『花ざかりの方程式』は、野心的探偵小説『その謎を解いてはいけない』や理系視点で小説を読み解く『理系の読み方』で注目された著者による短篇集。
「テキストが現実を生成するメタフィクションの実践」と「文学の工学的・数理的理解」というアプローチが、SF的な語彙を通して融合し全篇独特の作品に仕上がっています。
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
『星の海を駆ける 新世代スペース・オペラ傑作選』は、2010年代以降の最新スペオペ全14編から成るアンソロジーです。
征服と拡大の冒険譚から多様な生存のリアリティを描く物語へ。新世代による宇宙を舞台にした多彩な作品が揃っています。編者序文には、スペオペの歴史がコンパクトにまとめられています。ユーン・ハ・リー、アレステア・レナルズ、T・キングフィッシャー、アン・レッキーら日本で人気の作家の作品も多く収録されています。
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
杉江松恋さんとの月例SFレビュー番組「これって、SF?」、4月号(3月刊行分)その2です。
私がジョナサン・ストラーン編/中原尚哉他訳『星の海を駆ける 新世代スペース・オペラ傑作選』(創元SF文庫)、杉江さんが大滝瓶太『花ざかりの方程式』(河出書房新社)を紹介しています。
youtu.be/-KV0d7zKiJU?...
『月面スローンズ 王と制服』は、近未来AI歌姫もの『歌はそこに遺された』で大藪賞候補にもなった作者のハヤカワ文庫初登場作です。
2130年の月面を舞台に、生徒が国家運営を競う“ドミニオンゲーム”。リアルな政治劇の緊張感と学園ものの瑞々しさが共鳴する、青春ポリティカルSFです。主に自然災害等の不条理に抗う個人を描いてきた著者が、作為的なシステムに反旗を翻す少女をマクロな視点を絡めて描きます。
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
『陰謀論百物語』は、コロナ禍前後に書かれた、風刺のきいた全7篇を収録した短篇集です。
陰謀論者の集い、忖度まみれの村おこし、マスク警察、執拗なパスワード地獄……現代社会の歪みを誇張して描きます。コミカルながらも毒のある笑えて少し怖い一冊で、SF読者には懐かしいテイストも感じられると思います。
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
杉江松恋さんとの月例SFレビュー番組「これって、SF?」、4月号(3月刊行分)その1です。
杉江さんが荻原浩『陰謀論百物語』(文藝春秋)、私が新馬場新『月面スローンズ 王と制服』(ハヤカワ文庫JA)を紹介しています。
youtu.be/m5UjJwoEAns?...
20年選手のSANYO炊飯器が壊れた。
まあ今から何でも値上がりするだろうし、買うなら今ということだろう。仕方ないね。よく頑張った。
せっかくUQ経由で半額有料プランを使い始めたので、Geminiくんと何かできないかと探っているのですが、Proになってもこの子はいまひとつ信用できませんなー。
けっきょく大きいのはGoogle Drive2TBと、NotebookLMのソース&ノート増量ですね。
NotebookLMは、娘の家庭教師をする時にめちゃくちゃ役に立ちます。もう、全教科の教科書・問題集を切り刻んでスキャンしたい……。
貯蓄の一部を開放して、そのうち買おうと思っていたものを前倒しで買っています。どうせ買うなら、もう待って安くなる未来もないだろうしね。
まさに昨日、直下型の地震を一発食らったこともあって、ソーラーパネル&ポータブル電源も買いました。冷蔵庫もしばらく動くような、わりとデカめのやつ。アウトドアでも使えるし。
オイル交換に来た車屋のテレビで自衛官の大使館侵入事件を扱ってたけど、恐ろしげなBGM流しながら、ワイプには芸能人、ナレーションで「新たな火種か」。
これ、そういうワイドショー扱いしていい話じゃないと思いますが……。首相や防衛大臣が沈黙してるのもわからんし、いろいろ大丈夫なのか。
めちゃくちゃ揺れて驚いた。こっちの地震だよな。
完全に直下の揺れ方だったのに速報が近畿震源って出たから、こっちがあの揺れだったら、近畿えらいことだと思って焦った。
SF以外のものも、たくさん読みたいと思ってはいるのです。
小説はもちろん、絵本もマンガも。映画もアニメも観たい。
2作目は、今村翔吾『イクサガミ』(全4巻・講談社文庫)。NetflixにWBC目当てで入った人に、原作と合わせてどうかと。
明治が舞台のデスゲームもので、キャラが立っててとっつきやすい。忍法帖テイストのエンタメ時代小説ですが、時代に使い捨てられた剣客たちの悲哀も滲む。
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
1作目は、葉室麟『影踏み鬼 新撰組篠原泰之進日録』(文春文庫)。ご当地作家の作品です。
篠原は伊東一派なので、近藤・土方とは逆の視点から描かれるのが珍しい。戦って散ることではなく、愛のために生き延びることに重きが置かれている点も、新選組小説としては異色です。
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
昨日は、地元の図書館で小説縛りの読書会。
人が多ければ見学して質問だけしようと思ってましたが、参加者があまり多くなかったのでその場で選んだ2作を紹介。
参加者層や他の方とのバランスを考えて、歴史・時代小説をやってみました。
この機会にソーラーパネルセットのポータブル電源を買おうかと物色中。災害対策としても腐らないし、今後いま以上に安くなることはもうないだろうし。
しかし、電子書籍派のアキレス腱はプラットフォームの消滅だと思ってたけど、電力供給の方を先に気にしなきゃいけなくなるとはね。
『ライフログ分析官』は、犯罪関係者の生活記録デバイスを解析し捜査する近未来SFミステリです。
連作形式で進み、後半ではデバイスの利用法を捜査するめぐってSF的にも一歩踏み込んだ展開があります。
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
『男たちの知らない女I・II』は、“ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア”の筆名でSF作家として活躍したアリス・シェルドンの生涯を、遺された日記や手紙から読み解きます。
よく知られている衝撃的なエピソードの背景や隙間を丹念に埋めてゆく、読み応えのある伝記です。
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
杉江松恋さんとの月例SFレビュー番組「これって、SF?」、3月号(2月刊行分)その3です。
私がジュリー・フィリップス著/北川依子訳『男たちの知らない女I・II ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアの二つの生涯』(国書刊行会)、杉江さんが我孫子武丸『ライフログ分析官』(光文社)を紹介しています。
www.youtube.com/watch?v=JWLs...
『不死の島へ』は《夢幻諸島》ものの端緒となった作品で、作者自身が「わたしの鍵になる小説」と語っています。
2つの世界が自伝的な文章を通じて交錯してゆく構成ですが、地名や人名が巧妙につくられた物語の迷宮を読み進める手がかりになってくれます。
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
『マウントウィーゼルを知ってるか』は、事典に仕込まれたある項目をきっかけに世界が揺らぎ始めます。
現実が不確かになってゆく前半の描写、意外な後半の展開ともに読み応えがあります。「トレーン、ウクバール、オルビス・テルティウス」『非在の街』などとも共鳴する作品です。
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
杉江松恋さんとの月例SFレビュー番組「これって、SF?」、3月号(2月刊行分)その2です。
杉江さんが篠谷巧『マウントウィーゼルを知ってるか』(祥伝社)、私がクリストファー・プリースト著/古沢嘉通訳『不死の島へ』(東京創元社)を紹介しています。
youtu.be/NrskF2IEHP0?...